動名詞の文 part3 (動名詞の入試必須の例外2)
<前回の復習>
<動名詞の例外1 「目的語に動名詞しかとれない動詞」>
原則: 「不定詞と動名詞は書きかえられる」
例) I like playing tennis.
= I like to play tennis.
「私はテニスをするのが好きです」
例外1:「目的語に動名詞しかとれない動詞」
<後ろに動名詞しか取れない動詞> | |
enjoy | 〜を楽しむ |
finish | 〜を終える |
mind | 〜を気にする |
give up | 〜をあきらめる |
例) We enjoyed playing games yesterday.
「私たちは昨日ゲームをして楽しみました」
× We enjoyed to play games yesterday.
<今回の内容>
《基本文》 I want to practice judo.
「私は柔道を練習したい」
<解説>
さて、前回は「動名詞の例外1」として「目的語として動名詞だけしかとれない動詞
(後ろには不定詞を持ってきてはいけない動詞)」というのを勉強しました。
今回は「動名詞の例外2」としてこのようなことを勉強します。
動名詞の例外2
【後ろに不定詞しか目的語にとれない動詞】
<後ろに不定詞しか取れない動詞> | |
want | 〜が欲しい |
hope | 〜を望んでいる |
decide | 〜を決める |
wish | 〜を願う |
というものです。
前回の例外1では動名詞しか目的語に取れないというもので、不定詞では言いかえることが
できませんでした。
今回はその全く逆です。
例文をみてみましょう。
○ She wants to go to Okinawa. 「彼女は沖縄に行きたい」
× She wants going to Okinawa.
↑
ここがダメ
○ Tom decided to study hard. 「トムは一生懸命勉強することを決めた」
× Tom decided studying hard.
↑
ここがダメ
という具合です。
分かりますよね?
結局上に上げた動詞の後ろには 「不定詞」 だけを入れられるわけで、 「動名詞」 は
入れてはいけないということです。
というわけで、今回のポイントは後ろに不定詞がこなくてはいけない動詞を覚えているか
どうかにかかるので、きちんと押さえておいてくださいね。
今回は以上です。
<今回のまとめ>
動名詞の例外2
【後ろに不定詞しか目的語にとれない動詞】
<後ろに不定詞しか取れない動詞> | |
want | 〜が欲しい |
hope | 〜を望んでいる |
decide | 〜を決める |
wish | 〜を願う |
○ She wants to go to Okinawa. 「彼女は沖縄に行きたい」
× She wants going to Okinawa.
↑
ここがダメ