前置詞 part2 (場所を表す前置詞)

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前置詞 part2 (場所を表す前置詞)

<前回の復習>

【時間に関する前置詞】

前置詞(at, on, in)の使い分け
at: 時間の前につける 例) at seven       7時に
on: 日付や曜日の前につける 例) on January 10   1月10日に
on Sunday     日曜日に
in: 月、季節、年の前につける 例) in January      1月に
in summer      夏に
in 2007        2007年に



例) I get up at seven every morning. 「私は毎朝7時に起きます」
   I was born on July 7th.        「私は7月7日に生まれました」
   I was born in July.           「私は7月に生まれました」

前置詞(for と during)の使い分け
for:  不特定の期間 例)for two days         2日間
during:特定の期間 例)during summer vacation 夏休みの間

例) I live in Hawaii for three years.       「私はハワイに3年間住んでいます」
   John stayed in Hawaii during his holiday. 「ジョンは休暇中ハワイに滞在しました」

前置詞 (by と till (until)) の使い分け
by : 〜までに
(期限)を表す
例)by tomorrow   明日までに
till: 〜までずっと
(until) 継続を表す
例)till tomorrow  明日までずっと

 例) I must finish my homework by tomorrow. 「私は明日までに宿題を終わらせなければならない」
     I must stay home till tomorrow.       「私は明日までずっと家にいなければならない」


<今回の内容>

            「前置詞 part2(場所を表す前置詞)」

<解説>

いよいよ今回で中学2年生の内容は修了となり、次回からは中学3年生の内容となります。
最初は 「受動態」 から進めていきますのでお楽しみにしていてください。

それでは今回は中学2年生の最後の内容になります、「場所を表す前置詞」 を始めていきましょう。

今回も結加ちゃんに登場してもらいましょう。
それでは結加ちゃん、どうぞ。

結: カナメ先生、こんにちは

カ: こんにちは
前回の 「時間に関する前置詞」 という内容は覚えているかな?

結: はい、頑張って覚えました。
今回はどんな内容ですか?

カ: 今回も前置詞を勉強するんだけど、今回の場合は 「場所に関する前置詞」だよ。

結: 結構違うんですか?

カ: まぁ、そうだね。
時間の時に出てきた前置詞と同じつづりの単語もあるけど、ほとんどは新しい単語だね。
でも、これも一つひとつ勉強していけば問題なく理解できると思うから頑張ってね。

結: はい、頑張ります!

カ: よし、それでは早速始めようか。
今回は、

「at と on と  in」
「under と over」
「by と near」
「between と among」
「around」

を勉強していくよ。

結: 多いですね〜。

カ: 大丈夫!
ではまずは1番目の 「at と on と  in」 から説明するよ。

場所を表す前置詞 at と on と  in

この3つは前回の 「時間に関する前置詞」 でも出てきたものだよね。
今回は “場所に関する前置詞” として解説するからきちんと頭の中を切り替えて理解してね。

この3つの前置詞は 「〜で(に)」 という意味を表すんだよ。
最初の 「at」 は “狭い場所” の前につけるからね。

*ポイント: 「at」 は “狭い場所” の前につける

結: 狭い場所の前ですね。

カ: 例えば、こんな感じだよ。

例) at the corner 「その角で(に)」
   at the station 「駅で(に)」

結: ほうほう。

カ: それと対をなすのが 「in」。 これは “広い場所” の前につけるよ。
この 「in」 は 「〜の中に」 という意味ももちろんあるけども、単純に「〜で(に)」という意味でも使うからね。

*ポイント: 「in」 は “広い場所” の前につける

結: 「in」の場合は広い場所の前につけるんですね。



カ: そう、例えば
例) in Saitama city 「さいたま市で(に)」
   in America 「アメリカで(に)」

というように使うんだよ。

結: 先生、“狭い場所” と “広い場所” の違いはどこからなんですか?

カ: そうだね、はっきりとした境目はないけど、敢えて言えば、“見渡せる範囲なら狭い場所、見渡すことができないくらいの大きさなら広い場所”という位に覚えておけばいいんじゃないかな。

*ポイント: 見渡すことのできる広さ → 狭い場所
        例) かど、駅、図書館など

        見渡しきれないくらいの大きさ → 広い場所
        例) 市、町、村、国など

結: 分かりました。
では、残りの 「on」 はどうなんですか?
「〜の上に」って覚えているのですが。

カ: はい、そうだね。
中学1年生の時には 「〜の上に」 と習っている人も多いと思うけども 実はそう覚えていると理解できないことが出てきてしまうんだよ。例えば、次のようないい方を考えてみてごらん。

例) on the desk   「机の上に」
    on the wall    「壁の上に?」
    on the ceiling  「天井の上に?」

これらは全て 「on」 を使った言い方なんだけど、「机の上に」は意味が通じるけど、それ以外はおかしいよね?

結: はい、 「壁の上に」 とは普通言いませんし、 「天井の上に」 というと“天井裏” のことを言っていることになるんですか?

カ: いやいや、そうじゃないんだよ。
実は 「on」 は接触している時には全て使える前置詞なんだよ。

「机の上に鉛筆がある」 という文の場合、机と鉛筆は当然接触しているよね?

結: はい

カ: だからこれは 「on the desk」 というんだ。
次の 「on the wall」 というのは、「壁にポスターがかかっています」 という文の場合、これもポスターと壁は接触しているでしょう?

壁にポスターを貼っているんだから当然だよね。
だからこの場合も 「on the wall」 という言い方になるんだよ。

「〜の上に」と考えてしまうと、壁が床のように倒れていてその上にポスターが貼ってあるようにもとれてしまうけど、そうではないんだよ。

結: なるほど〜

カ: 最後の 「on the ceiling」 も理解できると思うけど、例えば「天井にハエがとまっています」 という場合にも、ハエは天井にしっかりとまっているわけだから当然接触しているので、 「on the ceiling」 ということになるんだよ。

天井裏に止まっているわけじゃないから間違えないでね(笑)

結: よく分かりました
つまり、「〜の上に」 という意味は接触している場合の一つに過ぎないわけで、 “上” 以外にも “横” や “下” にも接触することはできるので、そのときにも 「on」 を使えるということですよね。

カ: お〜、そうその通りだよ。
よく理解できました。

*ポイント: 「on」 は接触している時に使う前置詞

場所を表す前置詞
(at , in , on ) 
「at」 狭い場所の前につける
「in」 広い場所の前につける
「on」 接触している時に使う

場所を表す前置詞 under と over

カ: それでは次に 「under と over」 の違いを説明しよう。
この 「under と over」 は反対の関係にあるんだよ。

場所を表す前置詞
(under と over) 
「under」 「〜の下に」
「over」 「〜の上に」

   「under」 は 「〜の下に」 という意味で、
   「over」 は 「〜の上に」 という意味になります。

結: あれ? 「〜の上に」 というのはさっき教わった 「on」 の一つの意味でしたよね?
それに、「〜の下に」 というのも 「天井に」 という場合は実際は 「天井の下に」 ということでしたし・・・

カ: うん、確かにそうなんだけど、日本語の意味だけではなく内容を考えてほしいんだよ。
この場合の 「under」 も 「over」 も両方とも接触していない場合に使われるんだ。

さっきの 「on」 は接触している時だったよね。
今度の 「under」 や 「over」 は接触していないで「〜の下に」や「〜の上に」という時に使うんだよ。

結: あ〜、そういう違いがあったんですね。
なんか面倒くさいな〜。

カ: 英語は日本語と違ってこういうところをきちんと分けて表現するんだね。
最初は面倒に思うかもしれないけどすぐに慣れるよ。

結: 分かりました。
どんな風に使うのか例を挙げてもらえますか。

カ: そうだね。

例) Can you see the boy under the tree? 
   「木の下にいる少年が見えますか」

   There is a bridge over the river.
   「川の上に橋がかかっています」


この例文を見ると分かると思うけど、

「少年は木の下にいるけども、木と接触していない
「川に橋がかかっているけども、川と橋は接触していない

理解できるよね?
これを 「on」 にしてしまうとどうなるか想像がつくかな?

「少年は木にくっついていて、
橋は川と同じ高さでビシャビシャと水が飛びちってずぶ濡れになっちゃうよね (笑)」

結: すごくよく分かります(笑)

*ポイント: 「under」  → 「(接触しないで)〜の下に」
        「over」   → 「(接触しないで)〜の上に」

場所を表す前置詞 by と near

カ: はい、それでは次に 「by と near」 の違いについて解説をしよう。
この 「by と near」 はそれぞれ次のような意味があるのでまずはそれを覚えておいてね。

場所を表す前置詞
(by と on)
「by」 「〜のそばに」
「near」 「〜の近くに」

結: はい、日本語の意味は分かりましたが、ちょっと違いがよく分かりません。

カ: そうだよね。
この2つのポイントは “距離” なんだよ。

結: 距離ですか・・・?

カ: そう、「by」 の 「〜のそばに」 というのは距離的にかなり近いことを表し、「near」 の 「〜の近くに」 はbyよりももう少し遠くを表しているんだよ。例を挙げて説明しよう。

1  I live in the house by the river.   「川のそばに住んでいます」
2  I live in the house near the river. 「川の近くに住んでいます」

この場合、1の文は 「川のそばに」 となっているけど、これは「目の前に川が見えている」ような距離、 “すぐそこ” という感じなのに対して、

2の文は 「川の近くに」 となっているよね。
これは、確かに川に近いんだけども「ちょっと行けば川がある」くらいの距離感なんだよ。

“もう、すぐそこに川がある” というほどの距離ではないという違い。
分かるかな?

結: はい、違いがよくわかりました。

*ポイント:  「by」   → 「(目の前にあるくらいの距離感で)〜のそばに」
        「near」 → 「(目の前というほどではないけども)〜の近くに」

場所を表す前置詞 between と among

カ: よし、それじゃもう少しだ。
次は 「between と among」 の違いを解説しよう。

今度の 「between と among」 は両方とも 「間」 という意味なんだよ。

結: 「間」 ですか。

カ: そう、でもね使い分けがあるんだよ。

「間」を表す前置詞
(between と among)
「between」 「2つのものの間」
「among」 「3つ以上のものの間」

というように使い分けるんだ。

結: ちょっと例文をみないと分かりずらいですね。

カ: そうだね、じゃあちょっと例文を出してみようか。

例) There is my house between the park and the river.
   「公園の間に私の家があります」

   The bird is singing among the trees.
   「木々の間で鳥がさえずっています」

これらの例文をみれば分かってもらえるかな?
最初の例文は「公園」と「川」という2つのものの間ということをいっているから「between」を使っているんだよ。

ここでもう一つ確認しておきたいことが、後ろに 「and」 という単語があるでしょう? 
「AとBの間」という時には「between A and B」 という形になるからこれは熟語として覚えておいてね。

結: はい、分かりました。
もう一つの例文はどうなっているのでしょうか?

カ: 下の例文は 「木々の間で」 となっているよね?
ちょっと森や林で鳥がさえずっている時の様子を想像してみて。

森や林で、どこからともなく聞こえる鳥の声。
この例文をみて感じられるのは、鳥がたくさん生えている木のどこかで鳴いているという様子だよね。

結: なるほど、たくさん生えている木なんだから2本の間にしたら変ですよね。

カ: そうそう、そういうことだね。

*ポイント: 「between A and B」 → 「A と B の間(2つの間)」
        「among」         → 「(3つ以上)の間」

結: 分かりました。
あれ? 今回はここで終わりですか?

カ: いや、あともう一つ残っているよ。
でもすぐに終わるから。

場所を表す前置詞 around

カ: さぁ、今回最後の単語だよ。
これは 「around」 、 「〜の周りを(に)」 という意味なんだ。

「〜の周りを(に)」 ということだから “グルっと一周” といったイメージだよ。
例文をみてみよう。

例) There are many trees around the house.
   「その家の周りにたくさんの木があります」

ということなんだけど、分かるでしょう?

結: はい分かりました。

カ: では、最後に今回のまとめをして終わりにしましょう。


<今回のまとめ>

【場所を表す前置詞】

場所を表す前置詞
(at , in , on ) 
「at」 狭い場所の前につける
「in」 広い場所の前につける
「on」 接触している時に使う

 *ポイント: 「at」 は “狭い場所” の前につける
         「in」 は “広い場所” の前につける
         「on」 は接触している時には全て使える前置詞

例) in Saitama city 「さいたま市で(に)」
    in America    「アメリカで(に)」

 *ポイント: 見渡すことのできる広さ → 狭い場所
         例) かど、駅、図書館など

         見渡しきれないくらいの大きさ → 広い場所
         例) 市、町、村、国など

場所を表す前置詞
(under と over) 
「under」 「〜の下に」
「over」 「〜の上に」

*ポイント: 「under」  → 「(接触しないで)〜の下に」
        「over」  → 「(接触しないで)〜の上に」

場所を表す前置詞
(by と on)
「by」 「〜のそばに」
「near」 「〜の近くに」

*ポイント: 「by」   → 「(目の前にあるくらいの距離感で)〜のそばに」
        「near」 → 「(目の前というほどではないけども)〜の近くに」

「間」を表す前置詞
(between と among)
「between」 「2つのものの間」
「among」 「3つ以上のものの間」

*ポイント:「between A and B」 → 「A と B の間(2つの間)」
       「among」         → 「(3つ以上)の間」

<around>
*ポイント: 「around」 → 「〜の周りを(に)」

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