関係代名詞 part5 (関係代名詞の省略)

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関係代名詞 part5 (関係代名詞の省略)

<前回の復習>


<主語の中に関係代名詞が入るパターン>


例1)


   The boy is Ken.         「その少年は健です」
   He is reading in the room  「彼は部屋で読書をしています」



   1 2つの文で共通の部分に線を引く。(片方は代名詞になる)


     共通部分は、「The boy」と「He」



   2 (普通)名詞を先行詞とし、代名詞から関係代名詞を選ぶ。


     先行詞    → 「The boy」 → 「人」

     関係代名詞 → 「He」 → 「彼は」 → 「主格」 → 「who」 



   3 先行詞まで書く。


     The boy   (先行詞は「The boy」なので、ここまで)



   4 3の後ろに選んだ関係代名詞を入れて、もう一つの文から
     代名詞をとって後ろに続ける。

     
     The boy who is reading in the room



   5 最後に残っている単語をつなげる。


     The boy who is reading in the room is Ken.

     「部屋で読書をしている少年は健です」


   __________________________________


   例2)


   The woman is my mother.    「その女性は私の母です」
   She is cooking in the kitchen. 「彼女は台所で料理をしています」



   1 2つの文で共通の部分に線を引く。(片方は代名詞になる)


     共通部分は、「The woman」と「She」



   2 (普通)名詞を先行詞とし、代名詞から関係代名詞を選ぶ。


     先行詞    → 「The woman」 → 「人」

     関係代名詞 → 「she」 → 「彼女は」 → 「主格」 → 「who」




   3 先行詞まで書く。


     The woman



   4 3の後ろに選んだ関係代名詞を入れて、もう一つの文から
     代名詞をとって後ろに続ける。

    
     The woman who is cooking in the kitchen


   5 最後に残っている単語をつなげる。


     The woman who is cooking in the kitchen is my mother.

     「台所で料理をしている女の人は私の母です」


<今回の内容>    



            「関係代名詞の省略」


《基本文》   This is the book I want to read.

         「これは私が読みたい本です」




<解説>


みなさんこんにちは。


前回と前々回で「2つの文をひとつにする方法」をお話しました。
今回は「関係代名詞の省略」のお話をします。


それでは始めていきましょう。



美緒ちゃん、始めていこうか!

<関係代名詞の省略>



美: はい、今回は何ですか?




カ: うん、今回は「関係代名詞の省略」ということを話していくよ。


   今回の内容はそれほど複雑じゃないんだけど、その省略された形に慣れることが
   大切なんだよ。




美: そうなんですか、頑張ります。




カ: よし、それじゃ解説するよ。


   前回までで関係代名詞の選び方を何回か話したよね。




美: はい。




カ: そのときに「主格」や「所有格」、「目的格」というのがあったと思うけど
   覚えてる?




美: はい。


   先行詞が「人」か「人以外」で選んで、そのときに「格」は何かを考えたもの
   ですよね。




カ: そうだよ。

  
   それから、こっちの方が分かりやすいと思うけど、「関係代名詞を選ぶ問題」
   の時にも


   「後ろに動詞か助動詞が来たら“主格”」

            とか

   「後ろに名詞が来たら“所有格”」


   というのがあったでしょう?




美: はい、それもやりましたね。




カ: 今回の『関係代名詞の省略』というのは、すごくシンプルで
   

   “関係代名詞の目的格は省略できる”


   というものなんだよ。
   どういうことかというと下の例文をみて。
   


   (例文)

   This is the book which I want to read.

   「これは私が読みたい本です」



   ここで使われている関係代名詞の「which」は、
   目的格の「which」だということが分かるかな?




美: はい、以前に教わったことで、


   『関係代名詞の後ろに“主語+動詞”が来ていたら目的格』


   だからですよね。




カ: そう、よく覚えていたね。


   その通りこの文で使われている「which」は、目的格の「which」なんだよ。


   そして、このように目的格の関係代名詞が使われるところは
   その関係代名詞を省略することができるということなので、



   This is the book which I want to read.

               ↓

   This is the book      I want to read.



   のようにそっくりそのまま抜くことができるんだ。
   上の文は分かりやすくするために抜けたところを空けてあるけど、
   実際はくっついているからね(笑)




美: はい(笑)、それは分かります。


   そうなると、実際は


   This is the book I want to read.


   のようになっているということですよね。




カ: そう、そのときに


  「あっ、この文は“book”と“I”の間に関係代名詞のwhichが省略
   されているんだな。」


   と気づけるかどうかが一つのポイントになるよね。




美: そうですね。
   
   
   これはそれを知るための何かコツのようなものがありますか?




カ: うん、あるよ。

   
   さっき美緒ちゃんが言っていたように、目的格の関係代名詞の後は
   『主語+動詞』になっているんだよね。


   ということは、文の途中で突然『主語+動詞』が出てきたら、
   その前には関係代名詞が省略されていると考えられるんじゃない?




美: あっ、そうか。

   そうですよね、なるほど。




カ: ポイントは、


   『文の途中で“主語+動詞”がきたら
    その前には目的格の関係代名詞が省略されている』


   ということ。


   分かったかな?




美: はい、分かりました。




カ: よし、それじゃちょっと練習をしてみようか。


   次の文のどこに関係代名詞が省略されているか考えてごらん。



   (問題)

   1 The fish I caught yesterday was very big.

   2 Will you show me the report you wrote last night ?

   3 The woman Ken is talking with is my sister.



   ポイントは文の途中で 「主語+動詞」 が出てきたらその前に関係代名詞が
   省略されているということだよ。




美: はい、1番は・・・
   

   1 The fish I caught yesterday was very big.


   これは「fish」の後に「I caught」と「主語+動詞」が来ています。
   だからこの「fish」の後に入るんじゃないですか?




カ: うん、そうだね。
 
 
   じゃあ、ちなみにどんな関係代名詞が省略されているかな?




美: え〜と、先行詞が「fish」で、「人以外」ですから


   「which」


   ですか?




カ: そう、正解!


   意味は

   「私が昨日つかまえた魚はとても大きかった」

   だね。

   じゃあその次も考えてみて。




美: はい、次は・・・
   

   2 Will you show me the report you wrote last night ?


   「will」の後に「you show」ときているからここに省略されていますか?




カ: う〜ん、違うな。


   それは確かに文の途中で、「主語+動詞」になっているように見えるかもしれない
   けど、考えてみな。


   それは、「You will show ・・・」の文が疑問文になって
   「Will you show・・・」となっているんだよ。


   そこではなくて、もう少しあとの方にもあるでしょう?




美: あっ、そうか。
   え〜と・・・。 あっ、ありました。


   2 Will you show me the report you wrote last night ?


   「reportの後にyou wrote」がきていますから、「reportとyou」の間ですね。


   ここに入る関係代名詞も先行詞が「report」で、「人以外」ですから「which」です。




カ: そうだね、よくできた。
   

   意味は
   
   「あなたが昨夜書いたレポートを私に見せてくれませんか」

   となるよ。
   それじゃ最後に3番はどうなるかな?




美: はい、最後の問題ですね。
   これは・・・


   3 The woman Ken is talking with is my sister.


   「woman」の後に「Ken is」となっているので、「woman」の後に関係代名詞が
   省略されています。


   省略されているのは、先行詞が「woman」で、「人」ですから「whom」ですね。


   意味は、

   「健が一緒に話している女の人は私の姉です」

 
   となります。




カ: よし、正解!

   ばっちりだね。
   それでは今回の内容を最後に確認して終わりにしよう。




美: はい、ありがとうございました。


<今回のまとめ>


「関係代名詞の省略」



Q:どんな時に関係代名詞は省略できるのか?

A:目的格の関係代名詞の場合に省略できる。




Q:省略している時の文はどんな形になっているか?

A:元々目的格の場合は、「関係代名詞+主語+動詞」の形になって
  いたものが、そこから関係代名詞が抜けるのだから、文の途中で

      「主語+動詞」

  の形になっている。



  例)This is the book which I want to read.

              ↓

    This is the book I want to read.




Q:ということは、省略されているところを見つけるには

  「文の途中で“主語+動詞”になっているところ」

  を見つければよいということ?


A:その通り。


  例)

     The fish (which) I caught yesterday was very big.
              
               主語+動詞


     Will you show me the report you wrote last night ?

                        主語+動詞


     The woman Ken is talking with is my sister.

             主語+動詞

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