関係代名詞 part12 (過去分詞との書きかえ)

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関係代名詞 part12 (過去分詞との書きかえ)

<前回の復習>


(関係代名詞)

   The boy who is playing tennis over there is Ken.

  (現在分詞)

   The boy      playing tennis over there is Ken.


   ※関係代名詞を使った文の場合を現在分詞を使って書きかえると

    1 関係代名詞は消える。

    2 現在分詞の中に「〜している」という意味があるので
      進行形の形にする必要がない。「be動詞」をカット
        
             ↓

      「関係代名詞 + be動詞」をカットする      


<今回の内容>         「関係代名詞 part12 (過去分詞との書きかえ)」

      
     《基本文》       The glass which was broken by Ken was expensive.

                =The glass         broken by Ken was expensive.

                  「健によってこわされたコップは高価でした」


さて、前回のポイントは上の復習にあるように


※関係代名詞を使った文の場合を現在分詞を使って書きかえると

    1 関係代名詞は消える。

    2 現在分詞の中に「〜している」という意味があるので
      進行形の形にする必要がない。「be動詞」をカット
        
             ↓

      「関係代名詞 + be動詞」をカットする  



ということでした。
今回の「関係代名詞と過去分詞との書きかえ」でもポイントは同じです。


しかし、これだけでは何なので具体的に例を挙げて説明をしていきますね。


はい、それでは美緒ちゃんに今回も登場してもらいましょう。
  

<関係代名詞と過去分詞の書きかえ>

美: 先生こんにちは。



カ: こんにちは。
   美緒ちゃんは前回の「関係代名詞と現在分詞との書きかえ」は覚えているかな?



美: はい!
   関係代名詞とbe動詞をとっちゃえば良かったんですよね?



カ: そうだね。
   今回のポイントも結局のところはそれと変わらないんだけど、念のため
   例文を見ながら確認していくよ。


   The glass which was broken by Ken was expensive.


   はい、この文は関係代名詞を使った文だけど、どんな意味かな?



美: え〜と、「which」が関係代名詞だから、「glass」は先行詞になって、
   主語が「Ken」までになるから・・・

   分かりました!


   「健によってこわされたコップは高価でした」


   となります。



カ: そう、よくできたね。
   「expensive」というのは「高価な」という形容詞だね。


   そして、この文は関係代名詞を使って書いてあるよね。


   そうしたら前回と同じように考えて書きかえてみよう。
   どうなるかな?



美: そうなると・・・「be動詞と関係代名詞」をとっちゃえばよかったんだから・・・


   The glass broken by Ken was expensive.


   ですか?



カ: そう!それで大丈夫だよ。
   

   少し解説をするとこういうことだね。


   The glass which was broken by Ken / was expensive.
     ↑           ↑    
    先行詞       受動態     
   _________________
             主語



   *「be動詞+過去分詞」 → 受動態

   * 主語の中に関係代名詞が入っている



   これを「現在分詞」のときと同じように考えると、



  『関係代名詞とbe動詞をとって前と後ろをくっつける』



   ということになるので、正解は

   The glass broken by Ken was expensive.
          ↑
   ここに「which was」が入っていた


   となるんだね。



美: あ〜、なるほど。

   
   現在分詞のときは「be動詞 + 〜ing」で進行形になっていたけど、
   過去分詞のときは「be動詞 + 過去分詞」で受動態になっているんですね。


   どちらの場合も「be動詞」がなくても分詞だけで「〜している」「〜された」という
   意味で使える。


   だから関係代名詞を使わないで言うときには「関係代名詞とbe動詞」をとってしまえば
   いいということですよね。



カ: そう。
   そうやって考えれば大丈夫だね。


   よし、ここまでが理解できたら今度は逆のことをやってみようか。




  (問題) 次の文を関係代名詞を使って書きかえなさい。 

   1 This is a picture taken by him.
    (これは彼によってとられた写真です)

   2 This is the book written by a famous writer.
    (これは有名な作家によって書かれた本です)



美: はい、関係代名詞を使って書きかえるんですね。
   

   分詞を使う文は「関係代名詞とbe動詞」をとってあげたんだから
   今度は逆にこれを足してあげればいいんですよね。
   そうすると、1番は・・・


   This is a picture taken by him.
   (これは彼によってとられた写真です)


   この中の分詞、ここでは過去分詞の「taken」の前にいれるけど、
   あっ、そうか!「彼によって『とられた』)ってなっているから
   be動詞は過去形の「was」ですね。



カ: そう、そう。
   この文は最初が「This is」と現在形で書いてあるけど「とられた」ということで
   過去形になるからね。よく気づいたね。



美: はい。
   そしてその前に入る関係代名詞は、先行詞が「picture」で「人以外」になって、
   後ろにはbe動詞がくるから「主格」となるので「which」です。
   答えは
   

   This is a picture which was taken by him.



カ: そう、そのとおり! 正解。
   

   ポイントは、
   過去分詞の前に「関係代名詞とbe動詞」を入れる。
   be動詞の時制に気をつける。


   ということだね。
   また、ここでは「which」を「that」に変えても正解だよ。


   ところでこの文をさらに次のように書きかえてと言われたらどうする
   かな?
   
   
   This is a picture which ____ ____.



美: えぇ〜、何ですかこれ!
   ずいぶん短くなりますね。
   分かりません(泣)



カ: ちょっと難しいかな?
   これはこう考えてもらうといいんだよ。



   「これは彼によってとられた写真です」
   This is a picture which was taken by him.

   * 「which」は後ろに動詞(was)があるから主格の関係代名詞
          ↓

   「これは彼がとった写真です」
   This is a picture which he took.

   * 「which」は後ろに主語+動詞がきているから目的格の関係代名詞


   「彼によってとられた写真」と「彼がとった写真」というのは言い方が違っても
   内容は同じになるでしょう?



美: はぁ〜、なるほど。
   そういう風に考えるんですねぇ。



カ: さらに問題によってはこんな風に聞かれることもあるから注意してね。


   This is a picture ____ ____.



美: えっ、さらに短くなった!



カ: そう。でもこれもさっきの書きかえと同じなんだよ。
   関係代名詞の目的格だけにあったルールを覚えているかな?


   『目的格の関係代名詞は省略することができる』


   こういうルールがあったよね。
   ここで使われている「which」も「目的格」だからここでは初めから省略して
   考えられるかを試しているんだよ。



美: 意地悪ですね。



カ: まぁ、テストというのはそういう面があるからね。


   そこに文句を言うよりも「そういう問題も出されるのか」と頭に入れておいて、
   出題されたら解けるようにしておく方が自分のためになるからね。



美: はい、分かりました。
   そうするとこの問題の場合は細かく分けると4つの言い方ができるんですね。



カ: そうだよ。


   ただ、過去分詞が使われている文が全てそうなるわけではないけど、
   同じような問題がでたときにはこのように書きかえられないか考えてみるといいね。


   ちょっとここまでをまとめてみようか。




(ここまでのまとめ)


   「これは彼によってとられた写真です」

   1 This is a picture taken by him.
   
            * 分詞を使った文

   2 This is a picture which was taken by him.

            * 関係代名詞(主格)を使った文
            * which は that でも可

   3 This is a picture which he took.

            * 関係代名詞(目的格)を使った文
            * 「彼がとった写真」と考える
            *  which は that でも可

   4 This is a picture he took.

            * 3番の関係代名詞(目的格)を省略した文




   こうだね。
   じゃあ、分かったところでもう一つの問題もやってみよう。
   

   せっかくだから次も全部で4パターン作れるので全部考えてみようか。



美: はい、次の文は。


   This is the book written by a famous writer.
    (これは有名な作家によって書かれた本です)


   まず最初は関係代名詞とbe動詞を入れるパターンですね。


   これは過去分詞の「written」の前に入れて。
   その時に、ここでも「書かれた本」だから過去形のbe動詞にすると・・


   そして先行詞が「book」だから「人以外」なので1つ目は・・・


   This is the book which was written by a famous writer.
              (that)



カ: はい、正解。
   ここでもbe動詞は過去形になるし、関係代名詞は「that」でもOKだね。



美: そして2つ目は、


   This is the book which a famous writer wrote.
     (これは有名な作家が書いた本です)


   それから最後に3つ目は、ここで使っている関係代名詞を省略すればいいんだから、


   This is the book a famous writer wrote.   


   これでどうですか?




カ: はいよくできました。  
   そう、これでOKです。


   それでは、今回の文もまとめてみようか。




(2つ目の例文のまとめ)


   「これは有名な作家によって書かれた本です」

   1 This is the book written by a famous writer.

            * 分詞を使った文

   2 This is the book which was written by a famous writer.

            * 関係代名詞(主格)を使った文
            * which は that でも可

   3 This is the book which a famous writer wrote.

            * 関係代名詞(目的格)を使った文
            * 「有名な作家が書いた」と考える
            *  which は that でも可

   4 This is the book a famous writer wrote.

            * 3番の関係代名詞(目的格)を省略した文



    じゃあ今回はここまでにしておきましょう。



美: ありがとうございました。


<今回のまとめ>


【過去分詞を使った文を関係代名詞で書きかえる】


<過去分詞を使った文>

This is a picture taken by him.
(これは彼によってとられた写真です)


<関係代名詞とbe動詞を使って書きかえた文>

This is a picture which was taken by him.
(これは彼によってとられた写真です)

 * be動詞+過去分詞は受動態
 * 「とられた写真」なのでbe動詞は過去形にする
 * 関係代名詞はthatも可


<関係代名詞の目的格を使って書きかえた文>

This is a picture which he took.
(これは彼がとった写真です)

 * 「彼がとった写真」なのでtakeは過去形にする
 * 関係代名詞はthatも可


<関係代名詞の目的格を省略して書きかえた文>

This is a picture he took.
(これは彼がとった写真です)

 * 関係代名詞の目的格は省略できる

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