複数形 part2 These, Those
前回の復習
複数形とは・・
「2つ以上のものを複数といって、複数のものを言う時には名詞(物の名前)を複数形にする」
名詞の複数形の作り方 | |
1 普通の単語 → sをつける | 例)book → books |
2 s,sh,ch,x,oで終わる語 → esをつける | 例)bus → buses |
3 「子音字+y」で終わる語 → yをiに変えてesをつける ※「子音字」というのは「母音」以外のアルファベットのこと |
例)city → cities |
4 不規則に変化する語 | 例)man → men woman → women child → children |
今回の内容
《基本文》 These are pens.
(これらはペンです)
Those are books.
(あれらは本です)
解説
前回複数形で、「複数(2つ以上)の時には名詞に(e)sをつける」という話をしたけれど、今回は「These, Those」というものをやります。
This, Thatの複数形 | |
This「これは」 | ⇒ These (ズィーズ)「これらは、これらの」 |
That「あれは」 | ⇒ Those (ゾーズ) 「あれらは、あれらの」 |
上の2つはそれぞれ「This と That」の複数形です。
これはこれで覚えてほしいんだけど、この時にちょっと注意することがあるんだよ。それは、下の文を見てくれるかな。
1.This is a pen. | これはぺんです。 |
2.These are pens. | これらはぺんです。 |
上の2つの文を見ると1番はむかし習ったお決まりの文だよね。それに対して2番の文は今回習う複数形の文はどこが違うかな?
まずは最初の「これは」の「This」が「これらは」の「These」に変わるでしょう。
その後ろの「be動詞」は「is」から「are」に変わったね。
そして、その後ろの「a」が今までは「1つの」ということをいうために必要だったけど、1つじゃなくなるんだから複数形になったらいらないよね。
さらに前回勉強したように、最後の「ペン」は複数になったら「pens」と「pen」に「s」をつけてあげないといけないんだ。
これだけ注意して直していかないといけないから最初のうちは気をつけないとどこかを直し忘れてしまうから気をつけるんだよ。この決まりは「That」の複数形の「Those」でも同じだから、それでは練習問題を通して練習してみよう。
練習問題
次の文を複数形に直しなさい
1 This is an interesting book. ※interesting (面白い)
2 That is a good boy.
解答と解説
それでは解説をしていくよ。
1番はさっき説明した文と同じ「This」で始まる文だけど、後ろに「interesting」なんていう言葉が出てきてるよね。これは始めてみる人もいるかと思うけど、上にも注釈をつけたように「面白い」という形容詞なんだね。
こういった形容詞がつくことはよくあるけど、別に難しいことはないから心配しなくても大丈夫だよ。
形容詞がついても「面白い」が複数形になったら「つまらない」に変わるなんていう、訳の分からない変わり方をすることもないし、そのまま使えばいいだけなんだよ。気をつけるのは、さっき解説したことだね。つまり、
- 1 be動詞を「are」にする。
- 2 「a , an」をとる。
- 3 名詞を複数形にする(s や es をつける)。
ということ。だからこの1番の場合はこうなるよね。
答え These are interesting books.
(これらは面白い本です)
では、2番にいってみよう。
2番の場合も途中に「good」という形容詞が入っているけど、これはそのまま使うからね。変えるところは、
- 1 「That」が「Those」
- 2 「is」が「are」
- 3 「boy」が「boys」
ということだから正解は、
答え Those are good boys.
(あれらはよい少年たちです)
以上です。
しっかり理解はできたかな?
今回のまとめ
This, Thatの複数形 | |
This「これは」 | ⇒ These (ズィーズ)「これらは、これらの」 |
That「あれは」 | ⇒ Those (ゾーズ) 「あれらは、あれらの」 |
複数形の時に使うbe動詞 | |
単数形のとき ⇒ is, am | 複数形のとき ⇒ are |