過去形(不規則動詞)part2(肯定文・疑問文・否定文)

過去形(不規則動詞)part2(肯定文・疑問文・否定文)

<前回の復習>

<不規則動詞とは>

「不規則動詞」というのは「規則動詞」のような“ルール”がない動詞のこと

<<不規則動詞の4パターン>>

1 AーAーA 型
  例)cut - cut - cut
     put - put - put     など

2 AーBーB 型
  例)think - thought - thought
     catch - caught - caught  など

3 AーBーA 型
  例)come - came - come
     become - became - become など

4 AーBーC 型
  例)know - knew - known
     grow - grew - grown     など


<今回の内容>

《基本文》 He went to the park yesterday.

        「彼は昨日公園に行きました」


<解説>

前回の内容では不規則動詞というものは何なのかを勉強しました。
今回は不規則動詞を使った文を作ってみたいと思います。
以前「規則動詞」の時に『過去形の文を作りたければ動詞を過去形にすればよい』ということを
話しました。


この決まりは「不規則動詞」の時でも同じようにいえます。ただし、「不規則動詞」の場合には「規則
動詞」の時のように
『過去形にする時のルールがない(不規則に変化)のです。』


ですから基本的には「不規則動詞」を覚えていかなくてはいけません。
ただし、全てが全くバラバラな形なのかといえばそうではなく、ある程度の“パターン”はあるのです。
そこまでのことを前回に説明をしました。



<規則動詞と不規則動詞の文はどこが違う?>

では、規則動詞と不規則動詞の文では具体的にどこが違ってくるのでしょう?
肯定文、否定文、疑問文と分けて解説していきましょう。


(肯定文)

肯定文を作る時には何度も説明しているように動詞を過去形にする時に一定のルールがないのでこれ
を覚えておかなくては書けません。
逆にいえばそこさえ押さえておけば大丈夫ということです。

    (例)    He went to the park yesterday.

           「彼は昨日公園に行きました」 ※ go - went

   (考え方)  「彼は昨日公園に行きました」
                ↓
           「彼は/昨日/公園に/行きました」
                ↓
           「彼は/行きました/公園に/昨日」
                ↓
           「He / went / to the park / yesterday」

※このように『日本語→英語』の考え方はこれまでと同じです。
  「go」 の過去形「went」という動詞が書ければ問題ありません。



(否定文・疑問文)

否定文と疑問文は規則動詞の場合と同じです。念のため例文を使って説明します。


   (例)  否定文:He didn't go to the park yesterday.

             「彼は昨日公園に行きませんでした」

        疑問文:Did he go to the park yesterday ?

             「彼は昨日公園に行きましたか」

              Yes,he did. / No,he didn't.

             「はい行きました / いいえ行きませんでした」

※このように否定文と疑問文の作り方は規則動詞の場合と同じです。
  どちらの場合にも“「did」を使って、動詞を原形に戻す”ということです



理解できましたでしょうか?
今回はここまでにして次回練習問題をしていきましょう。
それではみなさん  See you next time.


<今回のまとめ>

<不規則動詞の肯定文・否定文・疑問文>

(肯定文) 動詞を不規則動詞の過去形にするだけ

(否定文) 「didn't」を主語の後ろにいれて、「動詞を原形」にする

(疑問文) 「Did」を文頭に書いて、「動詞を原形」にする