関係代名詞 part3(2つの文を1つにつなぐ)

関係代名詞 part3(2つの文を1つにつなぐ)

次の2つの文を関係代名詞を使って1つにしなさい。

1.I have an American friend. He studies Japanese.

2.That is the dog. It is very cute.

3.My uncle has a large house. Its roof is red.

解答・解説

さて、それでは問題を見ていきましょう。

関係代名詞を使って2つの文を1つにつなげていくには手順がありました。

関係代名詞を使って2つの文を1つにする手順

1.2つの文に共通の言葉をみつける。(片方は代名詞になっている)

2.代名詞ではない方を「先行詞」とし代名詞から関係代名詞を考える。

3.先行詞まで書く。

4.その後ろに関係代名詞を書き、残りの文から代名詞以外を続ける。

このような手順になりますが、言葉ではわかりずらいので問題でみていきましょう。


次の2つの文を関係代名詞を使って1つにしなさい。

1.I have an American friend. He studies Japanese.

  • 1.共通の言葉

「an American friend」 と 「He」 が共通。

  • 2.先行詞「an American friend」

関係代名詞「He」 → 「彼は」 → 「主格」 → 「who」を使うとわかる。

  • 3.先行詞まで書く。

「I have an American friend.」

  • 4.その後ろに関係代名詞を書き、残りの文から代名詞以外を続ける。

「I have an American friend who studies Japanese.」

これで完成です。関係代名詞が「who」になっているのは「主格」で「先行詞が人」だからです。

最後の4番目では残りの文「He studies Japanese.」から代名詞の「He」を取り除いた残り「studies Japanese」を後ろに続けています。

これは代名詞の「He」が関係代名詞の「who」に変わったから消えます。

正解)

「I have an American friend who studies Japanese.」
(私は日本語を勉強しているアメリカ人の友達がいます)


2.That is the dog. It is very cute.

この問題も同じように考えていきます。

  • 1.共通の言葉

「the dog」 と 「It」 が共通。

  • 2.先行詞「the dog」

関係代名詞「It」 → 「それは」 → 「主格」 → 「which」

  • 3.先行詞まで書く。

「That is the dog」

  • 4.その後ろに関係代名詞を書き、残りの文から代名詞以外を続ける。

「That is the dog which is very cute.」

関係代名詞が「which」になっているのは先行詞が「犬」だからです。

最後の4番目で「is very cute」となっているのは「It is very cute」の「It」という代名詞が関係代名詞の「which」に変わったからです。

正解)

「That is the dog which is very cute.」
(あれはとてもかわいい犬です)


3.My uncle has a large house. Its roof is red.

さて、最後の問題です。

  • 1.共通の言葉

「a large house」 と 「Its」 が共通。

  • 2.先行詞「a large house」

関係代名詞「Its」 → 「それの」 → 「所有格」 → 「whose」

  • 3.先行詞まで書く。

「My uncle has a large house」

  • 4.その後ろに関係代名詞を書き、残りの文から代名詞以外を続ける。

「My uncle has a large house whose roof is red.」

ここでも「Its roof is red」の「Its」という代名詞が関係代名詞の「whose」に変わったので「Its」は消えます。

正解)

「My uncle has a large house whose roof is red.」
(私のおじは屋根が赤い大きな家を持っています)