従属接続詞 part1(従属接続詞の種類と書きかえ)

従属接続詞 part1(従属接続詞の種類と書きかえ)

従属接続詞

従属接続詞の種類

(時間を表すもの)

  • when  〜の時
  • while  〜している間
  • before 〜の前
  • after  〜の後
  • as soon as 〜するとすぐに

(条件を表すもの)

  • if  もし〜なら

(理由を表すもの)

  • because なぜなら〜なので

(譲歩を表すもの)

  • though  〜だけれども
従属接続詞を使った文

  「When I came home, my father was washing his car.」
=「My father was washing his car when I came home.」
    (私が帰宅した時、私の父は車を洗っていました)

  • 上の文と下の文は同じ意味になります。上の文はカンマの前後のカタマリで2つに分かれまて、そのカタマリごとに前後を入れかえてあげるだけです。
  • このときに接続詞(ここではwhen)が文の途中に来る時はカンマは入れません。

では問題を解いてみましょう。

練習問題

次の日本文にあう英文になるようにカッコ内の語を並べかえなさい。
(2種類の文を作ること)

(1) もしあなたが興味があるなら、私達に電話を下さい。
   ( interested, if, call, please, you, us, are )

(2) 言語の問題があるときは、私達があなたをお手伝いします。
   ( when, language trouble, we, you, you, help, will, if, have )

(3) 私達は人々を助けることができるので、私はそのサービスに
   賛成です。
   ( people, help, I, the services, for, can, am, because, we )

解答・解説

さて、それでは答えを確認していきましょう。

1.次の日本文にあう英文になるようにカッコ内の語を並べかえなさい。(2種類の文を作ること)

(1) もしあなたが興味があるなら、私達に電話を下さい。
   ( interested, if, call, please, you, us, are )

今回の文はNew Horizonの教科書に出てくる文を使っていますのでいきなりだと少し難しかったかもしれませんね。

でも単語が聞きなれないだけで、考え方は全て共通しています。ここでしっかり身につけてください。

「もしあなたが興味があるなら、私達に電話を下さい」

まずは次の表現をおさえておきましょう。

  • 「興味がある」 → 「be interested」
  • 「もし〜なら」 → 「if」

今回のテーマは従属接続詞ですが、この中の「if」がそれです。この従属接続詞の後ろには「主語 + 動詞」が続くことになるのを忘れないように。では問題に戻りましょう。

  • 「もしあなたが興味があるなら」 → 「If you are interested」

※Ifの後ろにyou areという主語+動詞が続いていますね。そしてこの「are」は「be interested」の「be」にあたるものです。

  • 「私達に電話を下さい」 → 「please call us」

    ↓

「If you are interested, please call us.」

これで一つは完成です。もう一つの言い方としてはカンマのところで前後を入れかえればいいのですから

「Please call us if you are interested.」

となればOKです。このときには「if」の前にカンマを入れなくてもよいです。もともとコンマは意味の切れ目を表しているものです。文の途中に接続詞の「if」があれば、その前で切れることが分かるので通常入れません。

正解)

  「If you are interested, please call us.」
=「Please call us if you are interested.」
  (もしもしあなたが興味があるなら、私達に電話を下さい)


(2) 言語の問題があるときは、私達があなたをお手伝いします。
  ( when, language trouble, we, you, you, help, will,
   if, have )

この問題も同じように考えていきましょう。まずは2つに分けます。

「言語の問題があるときは」 と 「私達があなたをお手伝いします」

となりますね。ここで一つ注意があります。

日本語ではよく主語を省略して言うことがあります。日本語の場合はそれでも普通に使われているのですが、英語ではそうはいきません。

初めの「言語の問題があるときは」という部分ですが、これは誰が問題があるときをいっているのでしょうか?

後半で「あなたをお手伝いします」と言っていることから「あなたが問題を抱えている時」という意味だと分かります。つまりここでは主語の「あなた」が省略されています。

このように日本語で書いてある文では主語が省略されているということがよくありますので気をつけましょう。

ではもう一度。

「あなたに言語の問題があるとき」 → 「あなたは言語の問題を持っているとき」 → 「When you have language troubles」

「私達があなたをお手伝いします」 → 「We will help you」

正解)

  「When you have language troubles, we will help you.」
=「We will help you when you have language troubles.」
  (言語の問題があるときは、私達があなたをお手伝いします)


(3) 私達は人々を助けることができるので、私はそのサービス
   に賛成です。
   ( people, help, I, the services, for, can, am,
   because, we )

最後の問題です。
ここでも同じように考えていきます。

「私達は人々を助けることができるので」 と 「私はそのサービスに賛成です」 に分解。

  • 「ので」 → 「〜なので」 → 「because」 (後ろには主語 + 動詞が続く)
  • 「〜に賛成」 → 「for」
  • 「私達は人々を助けることができるので」 → 「Because we can help people」
  • 「私はそのサービスに賛成です」 → 「I am for the service」

正解)

  「Because we can help people, I am for the service.」
=「I am for the service becaouse we can help people.」
  (私達は人々を助けることができるので、私はそのサービスに
  賛成です)