中2 2学期中間テスト対策 part3

中2 2学期中間テスト対策 part3

今回は中間テスト対策 part3として「接続詞」練習していきます。中2ででてくる接続詞はそれ程多くありません。

特に定期テストで聞かれるものとなるとほんの数個程度で、使い方のルールは同じですからここで慣れてしまいましょうね。

カッコ内の語を並べかえて、日本語の意味を表す英文を完成させなさい。

(1) もしもあなたが興味があるなら、私達に電話をしてください。
   ( interested, us, are, if, call, please, you )

(2) 私は暇な時間があるときは、ふつう本を読みます。
   ( free, usually, when, books, have, read, time, I, I )

(3) 私は体調が悪かったので、家にいました。
   ( sick, home, I, I, because, stayed, felt )

(4) 私はあなたが上手に英語を話すことを知っています。
   ( know, English, I, that, you, well, speak )

(5) 私はケンジが数学が好きではないと思います。
   ( Kenji, I, math, don't, likes, think )

解答・解説

今回は「接続詞」の練習をしながら中間テストに備えていきましょう。

カッコ内の語を並べかえて、日本語の意味を表す英文を完成させなさい。

(1) もしもあなたが興味があるなら、私達に電話をしてください。
   ( interested, us, are, if, call, please, you )

今回のテスト対策で扱う接続詞はそれ程たくさんありませんのでこの問題を通して慣れてしまいましょう。

またここで扱う接続詞は「従属接続詞」といって一つのカタマリをつくる性質があります。この問題でも

  • 「もしもあなたが興味があるなら」
  • 「私達に電話をしてください」

この2つの部分に分けられます。

それぞれに分けて文を作っていきます。

「もしもあなたが興味があるなら」

   ↓

  • 「もしも〜なら」
    → 「if」
  • 「興味がある」
    → 「be動詞 + interested」

   ↓

「If you are interested」

こうなります。次に後半部分です。

「私達に電話をください」

   ↓

  • 「〜してください」
    → 「please」
  • 「〜に電話をする」
    → 「call 〜」

   ↓

「please call us」

あとはこれらのカタマリを一つにつなげるだけですから、

「If you are interested, please call us.」
(もしもあなたが興味があるなら、私達に電話をしてください)

少し補足説明があります。

この文は次のように言うこともできます。

「Please call us if you are interested.」

これらの2つの文はどちらも同じ意味です。しかし一つだけ注意点があります。

「If you are interested, please call us.」

でいうとき(接続詞で文を始める時)はカタマリの切れ目にコンマ(,)が入ります。これはカタマリの切れ目を分かりやすくするためです。

しかし

「Please call us if you are interested.」

のように後ろに接続詞がくるときはふつうコンマは入れません。英作文で日本語に合わせて文を作りなさいという問題であればどちらで書いても正解ですが、並べかえ問題の場合は選択肢にコンマが入っていたら最初は接続詞で書き始めるようにしてください。

  • 並べかえ問題でもふつうはどちらも正解にしてもらえますが、ときどき細かい注意力を試すためにそこまで見られるときがあります。

ここではどちらも正解とします。

正解)

  「If you are interested, please call us.」
=「Please call us if you are interested.」
(もしもあなたが興味があるなら、私達に電話をしてください)


(2) 私は暇な時間があるときは、ふつう本を読みます。
   ( free, usually, when, books, have, read, time, I, I )

(1)で使われていた接続詞は「if(もし〜ならば)」でしたが、今回は「when(〜のとき)」です。

ここでも(1)と同じように考えていきます。

「私は暇な時間があるときは」
→ 「when I have free time」

  • 接続詞「when」の後ろには「主語+動詞」の順に並べていきます。
  • また、「暇な時間があるとき」は「暇な時間を持っているとき」と考えます。

「(私は)ふつう本を読みます」
→「I usually read books」

  • 「私は」という主語をもう一度入れてあげます。
  • 「ふつう(usually)」は一般動詞の前に入れます。

ちなみにbe動詞と一緒に使う時にはbe動詞の後ろに入れます。

 例) I am usually play soccer.
     (私はサッカーをします)

正解)

  「When I have free time, I usually read books.」
=「I usually read books when I have free time.」
  (私は暇な時間があるときは、ふつう本を読みます)


(3) 私は体調が悪かったので、家にいました。
   ( sick, home, I, I, because, stayed, felt )

次の問題です。

今度の接続詞は「because(なぜなら〜なので)」です。上の2つと同じように考えます。

「私は体調が悪かったので」
→「because I felt sick」

  • 接続詞「because」の後ろに「主語+動詞」の順番で並べます。
  • 「体調が悪い」は「病気を感じる」で「feel sick」と考えます。
    ただし、ここでは過去形になっています。

「(私は)家にいました」
→「I stayed home」

  • ここでも主語の「I」を補って文を作ります。
  • 「家にいる」→「stay home」ですが、ここでは過去形になっています。

正解)

  「Because I felt sick, I stayed home.」
=「I stayed home because I felt sick.」
(私は体調が悪かったので、家にいました)


(4) 私はあなたが上手に英語を話すことを知っています。
   ( know, English, I, that, you, well, speak )

この後の2問はパターンが変わります。

ここでは「接続詞のthat」というものがでてきます。

この接続詞のthatというのは「〜ということを」という意味になり、後ろには「主語+動詞」が続きます。

例)

  • 「I know that he is sick.」
    (私は彼が病気だということを知っています)

ただし、基本的な意味は「〜ということを」ですが、日頃使う日本語でもいちいち「〜ということを」と丁寧には訳さないですよね。

ですからテストの問題でもふつうは「〜ことを」や「〜と」のように書いてありますので、見落とさずに気づけるように気をつけてください。

「私はあなたが上手に英語を話すことを知っています」

    ↓

「私は / あなたが上手に英語を話すことを / 知っています」

    ↓

  • 「私は知っています」
    → 「I know」
  • 「あなたが上手に英語を話すことを」
    → 「that you speak English well」

「that」という接続詞の後ろには「主語+動詞」が続きます。

    ↓

「I know that you speak English well.」

これが正解になります。

ところでここで一つだけ補足をしておきます。

この接続詞のthatですが、実は省略することもできます。つまり入れても入れなくてもどちらでもよいということです。

ちなみに今作った英文も次のように言うことができます。

  「I know that you speak English well.」
=「I know you speak English well.」

  • 下の文の隙間は分かりやすくするために空けているだけです。

このように接続詞のthatが省略された場合にも、省略されているということに気づけないといけません。

その見ぬき方はこうです。

「I know」で最初の「主語+動詞」がきて、

「you speak 〜」でまた「主語+動詞」がきている。

2回連続で「主語+動詞」が来ていたらこれは接続詞の「that」が省略されているんだな。

そうなるとこの後ろの部分が「〜ということを」という意味でまとまるんだな。

と考えます。

正解)

「I know that you speak English well.」
(私はあなたが上手に英語を話すことを知っています)


(5) 私はケンジが数学が好きではないと思います。
   ( Kenji, I, math, don't, likes, think )

最後の問題です。

日本文をよく見てください。

「私はケンジが数学が好きだと思いません」

「好きだと」ということから「〜ということを」ということが分かり、接続詞のthatのパターンだと分かりますね。

そして下の単語を見てみると、肝心のthatがありません。

この問題は「thatを省略するパターン」だと分かります。

たとえ省略されても入っていると考えて、後ろには「主語+動詞」の順番で並べていくのでしたね。

と、ここまでは分かると思いますが、もう一つ問題があります。それは、いつものように日本語を分解すると気づきます。

「私はケンジが数学が好きではないと思います」

    ↓

  • 「私は思います」
  • 「ケンジが数学が好きではないと」

このように分けられますね。そしてその日本文に与えられた単語を当てはめていきます。

  • 「私は思います」
    → 「I think」
  • 「ケンジが数学が好きではないと」
    → 「Kenji don't likes math」

となります。・・・・・・?

「Kenji don't likes」?

これってめちゃくちゃですよね?

「Kenji」は三人称単数ですから使うなら「doesn't」です。

また、否定文の中では動詞は原形に戻すのですから「likes」ではなくて「like」になるはずです。

まぁいっか〜とそのまま並べておしまいにしたらダメですよ。当然×になってしまいます。

これはちょっと特殊な考え方をするのですが、ひっかけ問題でよく出されます。次のように考えます。

「私はケンジが数学が好きではないと思います」

   ↓

「私はケンジが数学が好きだと思いません」

   ↓

  • 「私は思いません」
    → 「I don't think」
  • 「ケンジが数学が好きだと」
    → 「Kenji likes math」

   ↓

「T don't think (that) Kenji likes math.」

つまり、英語で書いたときに否定形(don't thinkの部分)が文の最初にくるようにしたいのです。

もしも日本語通りに英語にすると、

「I think (that) Kenji doesn't like math.」

となって、前が肯定(I think)で、後ろに否定(doesn't like)がきます。

「これでも別にいいじゃないか!」と私も思うのですが、英語ではそのような言い方を嫌って、強引に否定の言い方は前にくるようにいうのです。

これは英語の慣習ですので、ここで文句を言っても仕方ありません。「これはこういうもの」と割り切って使いこなせるようにしてください。

正解)

「I don't think Kenji likes math.」
(私はケンジが数学が好きではないと思います)