中2 2学期期末テスト対策 part2

中2 2学期期末テスト対策 part2

次の日本文に合う英文になるようにカッコに適語を入れなさい。

(1) どのバスが市役所に行きますか。
   (   ) bus (   ) to City Hall?

(2) 3番のバスに乗って下さい。向こうです。
   (   ) Bus No.3. It's (   )(   ).

(3) 私はどこで降りるべきですか。
   Where (   ) I (   )(   )?

(4) 市役所前で降りてください。
   (   )(   )(   ) Shiyasusho-mae.

(5) どのくらいの時間がかかりますか
   (   )(   ) does it (   )?

(6) およそ10分かかると思います。
   I think (   )(   )(   ) ten minutes.

解答・解説

さて、今回は期末テスト対策の第2回目として「道案内」の表現の練習をしていきます。

次の日本文に合う英文になるようにカッコに適語を入れなさい。

(1) どのバスが市役所に行きますか。
   (   ) bus (   ) to City Hall?

この問題はまず「どのバスが」という部分が「( ) bus」となっています。

「どのバスが」の「どの」というのは「どちらの」といえば分かりますか?

  • 「どの(どちらの)バスが」
    → 「Which bus」

となります。そしてこの問題ではこの、疑問詞を含んだ言い方が文の主語になっています。ここがポイントです。

「どのバスが」というように「〜が」となっていますね。

このように「疑問詞が主語」になっている場合、この主語は、

“三人称単数扱い”

になります。そのためその後ろに入る動詞には三単現のSをつける必要があることに注意が必要です。

正解)

(どのバスが市役所に行きますか)
「( Which ) bus ( goes ) to City Hall?」


(2) 3番のバスに乗って下さい。向こうです。
   (   ) Bus No.3. It's (   )(   ).

今度は上の質問に対する答えの文です。最初は

「3番のバスに乗ってください」

です。このときの「〜に乗る」という部分がカッコになっています。「(バスや電車などの乗り物に)乗る」という単語は「take」をつかいます。

つぎに「向こうです」という文が「It's (   )(   ).」となっています。

この英文を直訳すると「それは向こうにあります」という意味になります。ここで覚えておきましょう。

  • 「向こうに,あそこに」
    → 「over there」

正解)

(3番のバスに乗って下さい。向こうです)
「( Take ) Bus No.3. It's ( over )( there ).」


(3) 私はどこで降りるべきですか。
   Where (   ) I (   )(   )?

この問題の場合は「〜すべき」という語と「降りる」という言い方が分かるかどうかをたずねている問題です。

  • 「〜すべき」
    → 「should」
  • 「降りる」
    → 「get off」

正解)

(私はどこで降りるべきですか)
「Where ( should ) I ( get )( off )?」


(4) 市役所前で降りてください。
   (   )(   )(   ) Shiyasusho-mae.

(3)に対する答えです。

ここでは「降りてください」となっていますが「please」はカッコの数から考えると使わなくてよいです。

「〜しなさい」という命令文と考えてもらえればよいです。命令文は「動詞の原形」で始めるというルールでしたね。

ですから「降りる」という動詞で始めるということになります。

そうするとカッコが1つ残ります。ここには「市役所前で」の「で」にあたる語が入ることになります。

「〜(場所)で」という場合には通常「in」か「at」になります。この2つはどう使い分けるかというと、

  • 「in」 → 「広い場所で」
  • 「at」 → 「狭い場所で」

となります。広いや狭いは人によって感じ方が違うものですが、大雑把にいうと、見渡せる範囲くらいまでは「狭い場所」と考えてもらえればいいでしょう。

  • 「in」 → 「国、県、市、町などの規模」
  • 「at」 → 「駅、道路のかど、図書館、学校などの規模」

正解)

(市役所前で降りてください)
「( Get )( off )( at ) Shiyasusho-mae.」


(5) どのくらいの時間がかかりますか
   (   )(   ) does it (   )?

これもまた疑問詞を使った疑問文です。

  • 「どのくらいの時間」
    → 「How long」
  • 「(時間が)かかる」
    → 「take」

上の問題で「バスに乗る」というときに「take」を使っていました。ここでは「(時間が)かかる」という意味で「take」を使います。

このように「take」には色々な意味があるので、でてきた時に一つひとつ覚えていくことが大切です。

また、「時間」や「明暗」「寒暖」「距離」などのときには日本語に訳さない「It」を主語にすることも思い出しておきましょう。

正解)

(どのくらいの時間がかかりますか)
「( How )( long ) does it ( take )?」


(6) およそ10分かかると思います。
   I think (   )(   )(   ) ten minutes.

最後の問題です。

この問題では英文の最初が「I think」で始まっているので、正確には

「(私は)およそ10分かかると思います」

となっています。この文を分解すると

  • 「(私は)思います」
    → 「I think」
  • 「およそ10分かかると」
    → 「(   )(   )(   ) ten minutes.」

となり、下の文のカッコ部分には

「およそ」の「about」

「かかる」の「take」

の他に文(正確にいうと節)の主語の「it」が入ります。

上でも解説しましたが、「時間」の話なのでここで使う主語は「It」になります。

正解)

(およそ10分かかると思います)
「I think ( it )( takes )( about ) ten minutes.」