be動詞の過去形 part2(否定文と疑問文)

be動詞の過去形 part2(否定文と疑問文)

be動詞の過去形(否定文・疑問文)のポイント

be動詞は現在形が「is, am, are」の3つで、過去形が「was, were」の2つになるということは前回勉強しました。

肯定文(普通の文)の使い方は現在形で使っていたbe動詞を過去形に変えてあげるだけでした。否定文と疑問文も大きく変わるところはありません。

  • 否定文 → be動詞の後ろにnotを入れる。
  • 疑問文 → be動詞を主語の前にだす。

これだけです。つまり現在形のときとなんら変わるところはなく、ただ使うbe動詞が現在形から過去形になるだけです。

練習問題

次の文をカッコ内の指示に従って書きかえて意味も答えなさい。

(1) Your parents were at home yesterday.
   (疑問文に)

(2) I was twenty years old last year.
   (否定文に)

(3) His sister was in America two years ago.
   (疑問文とYesで答えも)

(4) You were students last year.
   (疑問文とNoで答えも)

解答・解説

それでは解答を見ていきましょう。
今回も難しくはありませんが、うっかりミスに注意しましょう。

(1) Your parents were at home yesterday. (疑問文に)

過去形になったとしても疑問文や否定文の作り方は現在形のときと同じです。

ここでは疑問文を作る問題ですから「be動詞を主語の前に出す」ということですね。

正解)

Were your parents at home yesterday?
(あなたの両親は昨日家にいましたか)

※「be at home」で「家にいる」という意味の熟語。
  過去形なので「いましたか」とすること。


(2) I was twenty years old last year. (否定文に)

今度は否定文です。否定文は「be動詞の後ろにnotを入れる」でした。

正解)

I was not twenty years old last year.
(私は去年20歳ではありませんでした)

※「〜 years old」は「〜歳」という意味です。
ここでも「ありませんでした」と訳すことに注意。


(3) His sister was in America two years ago.
   (疑問文とYesで答えも)

今度の問題は疑問文を作ってその質問に「Yes」で答えるという問題です。

正解)

Was his sister in America two years ago?
(彼の姉妹は2年前アメリカにいましたか)

Yes, she was.
(はいいました)

※be動詞の後ろに前置詞(in, of, forなど)がきた場合はbe動詞の意味は「〜です,でした」ではなく、「〜にいる,いました」(ものの場合は〜ある,ありました)となることに注意。


(4) You were students last year. (疑問文とNoで答えも)

最後の問題です。

ここでも疑問文を作ってその質問に答えるというパターンです。ここで使われている「You」には注意が必要です。

正解)

Were you students last year?
(あなたたちは昨年学生でしたか)

No, we weren't.
(いいえ違います)

※ここで使われている「You」は「あなたたちは」という複数の意味です。

「You」には「あなたは(単数)」と「あなたたちは(複数)」の2つの意味がありますが、この問題の場合後ろに「students」という複数形の単語があることを見落とさないで下さい。

別の考え方でいえば「a」が入っていないということからも単数ではないと分かります。

そのため「You」を「あなたたちは」と訳すということと、それに答えるときには

「あなたたちは」 → 「私たちは」

となるので「we」を使って答えるというところが最大の注意点になります。テストでもここを聞かれるとうっかり間違えてしまうことが多いですから気をつけましょうね。