中間・期末テストの対策・勉強法 part1
それで本当に大丈夫なの?
中間テストや期末テストである程度の点数をとるにはどうすればよいでしょう。あなたは、
「テストで出そうなところをたくさん勉強して理解ができた。これで完璧だ!」
と思うかもしれませんが、それではダメです。
「えっ!」
って思いました?
「理解したんだからそれでいいでしょう?」って。
いやいやダメです。それだけではダメなんです。
理解しただけではダメなんです。
必ずその後に「問題集を解く」ということをしないとだめです。これはどの教科でもいえることですよ。
たとえ内容を理解したと思っていても最初はまだまだ理解が浅いのです。
そこで問題をたくさん解くことによって理解が深まっていくのです。あなたにもこんな経験がありませんか?
内容の説明を受けてその後に問題を解いたら間違えた。解説を聞いてみると、最初に聞いた話と同じ話をまたされて、
「前にも同じことを言ったでしょう?」
と言われて、
「あ〜、あのときの話はそういうことだったのか〜」
と、納得。このときに本人の中では初めて本当の意味での理解ができたのです。
新しい単元を勉強した後に必ずその範囲の問題集をとくようにと言っているのはまさにこういう効果があるからなのです。
最初に説明を受けただけでは分かったようで、実は深くは分かっていないのです。
しかし、問題では深く分かっていないと解けないものが出されます。だから間違える。
でもここで間違えることによって「何でだろう?」という興味や関心をもって考えますから、深く理解ができますし、記憶にも残ります。
まずは中間テストや期末テストが学校で行われる前に、どんな対策と勉強をしておいたらよいのかということはここまでを読んでもらえば分かると思いますが、
- 1.「単元の理解をするための勉強」
内容が分かっていなくては話しになりません。テスト範囲になる部分の内容をしっかり理解するための勉強をします。
- 2.「深く理解するための勉強」
1で一通りの内容が“ある程度”分かった後に問題を見て「あっ、あのことを聞いているんだな」と分かり確実に正解を出せるようにするための問題演習をする。
このことを念頭において勉強を進めていくと良いでしょう。