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<前回の復習>
<従属接続詞>
従属接続詞とは・・・
1つの文が接続詞を含んだカタマリ(従属節)と、もう一つのカタマリ
(主節)に分けられる形をとる接続詞のこと
時間に関するもの | 条件に関するもの | 理由に関するもの | |||
when | 〜の時 | if | もし〜ならば | because | 〜なので |
before | 〜する前に | as | 〜なので | ||
after | 〜したあとで | ||||
while | 〜している間 | ||||
as soon as | 〜するとすぐに |
【主節と従属節の違い】
主節 :文を二つに分けた時に言い切りの形になっている「カタマリ」
その文で一番伝えたい内容が書いてある。
従属節:二つに分けた時に接続詞を含んでいて、中途半端な意味になる
「カタマリ」 主節を補足説明する。
主節(主人)は文の中心的内容を伝えているのに対して、従属節(家来)
は主節を補足する、助ける役割をしている。
<今回の内容>
《基本文》 He likes to swim in the pool.
「彼はプールで泳ぐことが好きです」
<解説>
はい、こんにちは。
今回は2年生に習う内容でももっとも大切な一つに入る「不定詞」を勉強します。
不定詞というのは今回から3回に渡って学習しますが、中3でもう一度でてきますし、
もちろん入試にも出てくる非常に大切なものですので、しっかり勉強しましょう。
まずは不定詞の基本です。
不定詞というものの基本的な形と意味をお話しましょう。
<不定詞の基本>
形 :to + 動詞の原形
用法 : 名詞的用法 「〜すること」
形容詞的用法 「〜するための」
副詞的用法 「〜するために」「〜して」
不定詞というのは形は全て「to + 動詞の原形」です。
しかし、形は同じでもその「用法」という、いわゆる「使い方」
が3通りあるのです。
上の<不定詞の基本>を見てください。
3つの用法が書いてあります。
これらの用法の名前はそれぞれ
「名詞のような使い方」で名詞的用法
「形容詞のような使い方」で形容詞的用法
「副詞のような使い方」で副詞的用法
となっています。
名詞・形容詞・副詞というのはここでは説明を省略します。
上で書いたような意味で覚えておくのでも対応できます。
しかし、それぞれの品詞の意味が分かっていると不定詞も深く
理解できますので勉強しておいてください。
別の機会に解説をする予定です。
まずは不定詞の形「to + 動詞の原形」と「各用法の意味」を
しっかり覚えてください。
それでは今回はこの中の「名詞的用法」を解説します。
上の「基本文」を見てください。
例1)He likes to swim in the pool.
「彼はプールで泳ぐことが好きです」
この文をいくつかに切ってみます。
すると次のように分解することができます。
He likes / to swim / in the pool.
最初の「He likes」は「彼は好きです」という意味
次の「to swim」が今回の内容「不定詞」です。
この部分が「泳ぐこと」となり、名詞的用法の「〜すること」
となっています。
このように不定詞の名詞的用法とは「〜すること」という意味に
訳すことができます。
もう一つ別の例文を見てみましょう
例2)To get up early is good for our health.
「早く起きることは私たちの健康にとってよいです」
この例文もいくつかに区切ってみましょう。
To get up early /is good / for our health.
「To get up early」 → 「早く起きること」
「is good」 → 「よいです」
「for our health」 → 「私たちの健康にとって」
となるので、やはり不定詞の部分は「〜すること」で通じています。
<「〜すること」では通じない名詞的用法>
それではどんなものでも「〜すること」で通じるのかといえば
そうではありません。
次に「〜すること」では日本語的におかしくなってしまうので
注意が必要な名詞的用法を2つ紹介します。
注1:He wants to goout right now.
「彼はすぐに外出したがっている」
注2:Kumi tried to pass the exam.
「久美は試験に合格しようと努力した」
注1:He wants to goout right now.
「彼はすぐに外出したがっている」
まずは注1から説明します。
この文の不定詞の部分は「to go」ですが、不定詞の「to」の前に
「want」という単語があります。
ここで出てきた「want」は「want to〜」というセットで「〜したい」
という意味になります。
ですから上の文では 「したがっている」 と訳しているのです。
これから不定詞の前に「want」がついていたら、つまり
「want to + 動詞の原形」
という形になっていたら 「〜したい」 と訳すことと、それでも
用法としては「名詞的用法」になるということを押さえておきましょう。
※「want」は「欲しい」という意味なので、「外出することを欲しがっている」
と訳すこともできますが、これではあまりにも日本語としておかしくなってしまいます。
それではもう一つの注2を解説します。
注2:Kumi tried to pass the exam.
「久美は試験に合格しようと努力した」
この文の不定詞は → 「to pass」
しかし、その前に「tried (tryの過去形)」があります。
「try」は「試みる、努力する」という意味です。
この文の場合、
「合格することを努力した」
でも良いと思うかもしれませんが、「より日本語らしく」と考えるとやはり
「合格しようと努力した」
と訳した方がよいでしょう。
「try to 〜」 → 「〜しようと(努力)する」
と覚えてください。
<不定詞は日本語に直す時に注意>
今回は不定詞の最初ということで基本的なことをお話していますが、
とにかく日本語に訳す時には
『日本語らしく訳す』
ということに気をつけてください。
今回の「名詞的用法」では「〜すること」が基本的な訳し方ではあり
ますが、上の注意でもお話したようにです。
それでは最後に今回のまとめとして例文をいくつか、日本語訳をつけて挙げて
おきます。
自分で訳す時の参考にしてください。
<今回のまとめ>
<不定詞の基本>
形 :to + 動詞の原形
用法 : 名詞的用法 「〜すること」
形容詞的用法 「〜するための」
副詞的用法 「〜するために」「〜して」
<名詞的用法の訳し方のコツ>
1 want to 〜 | 〜したい |
2 would like to 〜 (want to の書きかえ) |
〜したい |
3 try to 〜 | 〜しようと(努力)する |
4 like to 〜 | 〜するのが好き ← 〜することが好き |
5 begin to 〜 (start) |
〜し始める ← 〜することを始める |
6 need to 〜 | 〜する必要がある ← 〜することが必要である |
7 hope to 〜 | 〜したらいいと思う ← 〜することを望む |
<名詞的用法の例文>
1 He wanted to be a doctor. | 「彼は医者になりたかった」 |
2 She tried to open the door. | 「彼女はそのドアを開けようとした」 |
3 Tom likes to cook. | 「トムは料理をすることが好きです」 |
4 The baby began to cry. | 「その赤ちゃんは泣き始めた」 |
5 The girl needed to sleep well. | 「その女の子はよく寝る必要があった」 |
6 I hope to see you again. | 「私はあなたにまた会えたらいいと思います」 |
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