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<前回の復習>
『現在分詞の使い分け方』
現在分詞だけで修飾する場合 → 日本語と同じ語順
現在分詞以外にも言葉が加わって修飾する場合 → 日本語と逆の語順
例)
現在分詞の例 | |
1 飛んでいる鳥 | the flying bird |
2 空を飛んでいる鳥 | the bird flying in the sky |
1番では「飛んでいる」という現在分詞だけで「鳥」を修飾している
↓
英語の語順は日本語と同じ
2番では「空を飛んでいる」という言葉が「鳥」を修飾している
↓
英語の語順は日本語と逆
<今回の内容>
《基本文》 I know a girl sleeping on the bed.
「私はベッドで寝ている少女を知っています」
<解説>
さて、それでは前回の続きをお話します。
前回は「現在分詞」を使った表現の仕方をお話しました。
今回はその表現を文章の中に入れていくとどうなるのか。
実際のテストでは当然のように文章の形で出題されるので、ここまでをきちんと理解して
もらいたいと思います。
それでは今回からパートナーの変更をします。
生徒の中で、「ぜひ私を出して欲しい!」というリクエストがあったので、今回から
「美緒ちゃん」 に登場してもらいます。
美緒ちゃーん!
美: えー、本当に出たんですかー?
カ: そうだよ、だって自分で出たいっていったんじゃない。
美: そうですけど・・・。
なんか、ちょっと恥ずかしいな。
カ: まぁ、そう緊張しなくてもいいよ。
ところで、英語は好き?
美: 嫌いではないけど、苦手です。
カ: うん、嫌いじゃないのなら大丈夫だよ。
あとは頑張っていけば少しずつでも理解できるようになるから。
美: はい、頑張ります!
カ: よし、それじゃ始めようか。
前回の内容までは理解できているかな?
美: はい、どうにか分かりました。
現在分詞だけで説明する時には日本語と同じ順番で、
現在分詞以外にも他に言葉が増えて説明する時には日本語と反対の順番で
英語にしていくんですよね。
カ: まぁ、そういうことだったね。
今回はそこまでの知識を使って、完全な文を作っていくよ。
美: あれ?
前回のは文じゃなかったんですか?
カ: そうだよ、前回勉強したのを一つ挙げると、
the running dog 「走っている犬」
the dog running in the ground 「グランドを走っている犬」
のようなものだったよね。
“文”というのは、“主語と動詞”が入っているんだよね。
これらの中にはその“主語と動詞”はないでしょう。
美: あっ、本当だ!
そう言われればそうですね。
カ: でしょう?
それじゃ、ちょっと現在分詞を含んだ文を見てみるよ。
次の文を見て。
I can see the running dog.
「私は走っている犬が見えます」
I can't see the bird flying in the sky.
「私は空を飛んでいる鳥が見えません」
どう?
前回勉強した内容の部分に色をつけてみたけど、
前回の内容が見事に文の一部となっているでしょう?
美: 本当ですね。
こんな風に現在分詞が使われて文ができるんですね。
カ: そうだよ。
それじゃ、もう少しこの文を細かく見てみよう。
I / can see / the running dog.
「私は / 見えます / 走っている犬が」
(主語) (動詞) (目的語)
I / can't see / the bird flying in the sky.
「私は / 見えません / 空を飛んでいる鳥が」
(主語) (動詞) (目的語)
と、こんな風に文の中で使われる一部になるんだよ。
上の例文では目的語に現在分詞を含んだ表現があるけど、
The girl sleeping on the bed / is / my sister.
「ベッドで寝ているその少女は / です / 私の妹」
(主語) (動詞) (補語)
と、文の主語になることもあるよ。
美: へー、そうなんですか。
でもなんとなく分かってきた気がします。
カ: そう?
じゃあ、ちょっと英作文の練習をしてみようか。
カ: じゃあ、次の日本文を英文に直してみて。
(問題)
1 私は犬の後ろを走っているあの少年を知っています。
2 むこうで野球をしている男の人が見えますか。
美: はい、えーと。
1番は、「私は犬の後ろを走っているあの少年を知っています」ですね。
この中で現在分詞を使っているところは、「走っている」ですよね。
それが「あの少年」を修飾しているから・・・
あれ、なんかよく分からなくなってしまいました。
カ: そうだね。
途中まではいいんだけど、そこからが分からないかな。
まずはさっき日本語を分解して、英語と照らし合わせたように日本語を分解してみるよ。
そうすると、
「私は / 犬の後ろを走っているあの少年を / 知っています」
となるよね。
そして、
「私は / 犬の後ろを走っている→あの少年を / 知っています」
(主語) (目的語) (動詞)
これは日本語を分解してみたんだけど、真ん中の部分が現在分詞を使った部分だね。
そして矢印(→)は、左にある「犬の後ろを走っている」という部分が
右にある「あの少年を」を修飾しているということを表しているとするよ。
英語と日本語では並べる順番が違うから、そこに気をつけて書いていくと、
I / know / that boy running after the dog.
「私は / 知っています/ 犬の後ろを走っているあの少年を」
(主語) (動詞) (目的語)
となるのが正解だね。
“あの少年”となっているので、that boyとするのが一つのポイントかな。
美: はー、そうやって考えるんですか。
少し分かった気がします。
カ: じゃあ、2番をやってみな。
美: はい、えーと2番は・・・。
「むこうで野球をしている男の人が見えますか」だから。
「むこうで野球をしている男の人が / 見えますか」
ってなるから、主語は最初の「むこうで野球を・・・」のところかな?
うん?なんか違う気がするな。
カ: うーん、ちょっと待って。
それだと主語を間違えているよ。
確かにパッと見ると「・・・男の人が」というように、「〜が」になっているから
ここの部分が主語のように見えるかもしれないけど、それは主語じゃないよ。
主語っていうのは、“動作の主”だよね。
例えば、
「私は昨日友達と一緒にディズニーランドへ行きました」
だとしたら、
「ディズニーランドへ行った」のは誰?
↓
「私」
ということで、主語は“私”ということになるけど、
「むこうで野球をしている男の人が見えますか」といった場合
「見える」のは誰?
↓
「男の人」?
違うよね、この文は疑問文だけど、
「(あなたは)むこうで野球をしている男の人が見えますか」
ということだから、主語は
「あなた」
なんだよ。
「男の人」はあなたが見ている相手、つまり目的語になるんだ。
この文では「あなたは」という主語が省略されていたんだね。
このように時々日本語では主語が省略される時があるから気をつけてね。
ではあらためて考えてみて。
美: はい、そうなると。
「あなたは / むこうで野球をしている男の人が / 見えますか」
(主語) (目的語) (動詞)
となって、
「むこうで野球をしている男の人」
というのは、
「the man playing baseball over there」
で、「あなたは・・・見えますか」というのは疑問文だから
「Can you see・・・」となるから、
「Can you see the man playing baseball over there?」
でいいですか?
カ: そうだね。
それでバッチリだ。
そこまでができたら今回は終わりにしておこう。
次回は『過去分詞』を解説していくからね。
美: はい、ありがとうございました。
3、<今回のまとめ>
現在分詞を含んだ表現は、文の一部となって使われる。
例)
I / can see / the running dog.
「私は / 見えます / 走っている犬が」
(主語) (動詞) (目的語)
I / can't see / the bird flying in the sky.
「私は / 見えません / 空を飛んでいる鳥が」
(主語) (動詞) (目的語)
The girl sleeping on the bed / is / my sister.
「ベッドで寝ているその少女は / です / 私の妹」
(主語) (動詞) (補語)
I / know / that boy running after the dog.
「私は / 知っています/ 犬の後ろを走っているあの少年を」
(主語) (動詞) (目的語)
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