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不定詞の文 part3 (副詞的用法)

不定詞の文 part3 (副詞的用法)


不定詞の文 part3 (副詞的用法)

不定詞の文 part3 (副詞的用法)

<前回の復習>

<不定詞の形容詞的用法>

形容詞って何?
   
    ↓

「名詞を修飾する品詞」


 「He has a lot of homework to do today.」

  He has      /  a lot of homework /   to do   /  today.

彼は持っています / たくさんの宿題を / するための / 今日

「to do」 の部分は前にある 「a lot of homework」 を後ろから修飾
(解説)している。

前にある 「名詞」 を修飾している不定詞は 「形容詞」 のような働き
をしているのでこれを 形容詞的用法」 と呼ぶ。


<最もテストで出される形容詞的用法>

 「I want something to drink.」

 「私は何か飲み物が欲しい」


 I want    / something / to drink.

私は欲しい / 何か   / 飲むための

          ↓

「私は飲むための何かが欲しい」
 
         ↓ 日本語がおかしい

「私は何か飲み物が欲しい」

※「something to drink」 という部分を 「何か飲み物」 と訳す。


 「She wants something cold to drink.」

 「彼女は何か冷たい飲み物が欲しい」


She wants    /   something cold  / to drink.

彼女は欲しい / 何か冷たいもの / 飲むための

            ↓

「彼女は飲むための何か冷たいものが欲しかった」

           ↓ 日本語がおかしい

「彼女は何か冷たい飲み物が欲しかった」

※「something cold to drink」 を 「何か冷たい飲み物」 訳す。


<今回の内容>

《基本文》   I went to the library to study English.

        「私は英語を勉強するために図書館へ行きました」

<解説> 

さて、前回までの「不定詞」の内容はおさえられていますか?
不定詞は3年生になってからも、中間・期末テストでも、そして高校入試でもねらわれる
大変重要なところです。
必ずできるようにしておきたいですね。

それでは今回はその不定詞の最終回 「副詞的用法」 というのを解説しましょう。


まず初めに「副詞」について簡単にお話します。

<副詞とは?>

動詞・形容詞・副詞を修飾する品詞

ということになります。

頭の中が????
という感じですか?

確かに分かりにくい表現ですよね。
もう少し簡単に解説をします。


「副詞」というのは「動詞」を修飾(解説)する品詞(言葉の種類)で
更に「形容詞」や、なんと「副詞」が「副詞」を修飾することもできる
ということです。


やっぱり???
それでは具体例を日本語の場合で挙げてみましょう。
まずは動詞を修飾する場合からです。

<副詞の例(動詞の修飾)>

「私は早く起きる」

はい、この例文の中の「早く」が副詞です。
なぜかというと「早く」という言葉は「起きる」という動詞を修飾していますよね?

修飾というのは解説という意味です。

ただ起きると言っただけでは詳しいことは分からないけども、「早く」がつくことによって

「あーそうか、いつまでも寝ているわけではなくて早く起きるんだね」

ということがわかるようになります。


これが動詞を修飾している場合です。
このように考えるとその他の場合も分かるとは思いますが、一応例を挙げておきましょう。



<副詞の例(形容詞・副詞の修飾)>

1 「この花はとてもきれい」  ← 形容詞を修飾
              ↑
            形容詞

2 「この鳥はとても高く飛ぶ」 ← 副詞が副詞を修飾
             ↑
             副詞

1は「きれい」という言葉が形容詞です。
形容詞は前回も解説をしたので詳しいことは省略します。

この「とても」という言葉が「きれい」という形容詞を解説しています。
ですからこの「とても」という言葉は「形容詞を修飾している副詞」
ということになるのです。

次に2番です。この例文をよくみてもらうと「高く」という言葉の品詞
は何でしょう?

「高く」は「飛ぶ」という動詞を修飾しています。(どのように飛ぶのか解説している)
ということは「高く」は副詞ということになります。

さらに「とても」という言葉は「高く」という副詞を修飾していますよね?
ということでこの「とても」は「副詞を修飾している副詞」となるのです。


さて、それではここからが今回の本題です。
不定詞の「副詞的用法」というのは、今お話したような副詞の働きを不定詞が行うということです。

<副詞的用法>

「to + 動詞の原形」

「〜するために」(目的)、 「〜して」(原因)

例1) I went to the library to study English.

    「私は英語を勉強するために図書館へ行きました」

例2) He was glad to hear the news.
   
    「彼はその知らせを聞いてうれしかった」

それでは説明します。
これまでお話してきたように不定詞の形というのは「to + 動詞の原形」
です。
この形は共通なのですが、その使い方がいろいろあって、それを簡単に判断するには
日本語の訳し方で使い分けていたわけです。

名詞的用法   「〜すること」
形容詞的用法 「〜するための」

のようにです。
そして今回の副詞的用法ではどのように訳すかというと

「〜するために」 と 「〜して」

という2種類があるのです。

例文を使って解説していきます。
まずは例1)からです。

例1) I went to the library to study English.

    「私は英語を勉強するために図書館へ行きました」

この例文の「to study」というところが不定詞です。
この例文をいつものように分解してみましょう。

    I went to the library  /  to study English.

  私は図書館へ行きました / 英語を勉強するために
 

この文の後半部分「to study English.」は「英語を勉強するために」という
意味になっていますが、この部分はどこを修飾していますか?

「英語を勉強するために」 → 「行きました」

というように前半部分の「行きました」を修飾していますよね?
この「行きました」というのは動詞です。
見事に先ほど解説したとおり動詞を修飾していますね。

動詞を修飾するのは副詞の働きなので、この不定詞は副詞のような役割、
つまり副詞的用法といえるのです。



それではもう一つの例文にいきましょう。

例2) He was glad to hear the news.
   
    「彼はその知らせを聞いてうれしかった」

今度の場合も分解してみます。すると・・・

    He was glad   /  to hear the news.
   
  彼はうれしかった /  その知らせを聞いて

となります。
この例文でも後半部分の不定詞「その知らせを聞いて」はどこにかか
っているかというと前半部分にある「うれしかった」、つまり「うれしい」
という形容詞を修飾しています。

ですからこの不定詞は「形容詞を修飾している」副詞的用法といえる
のです。

ここまで副詞的用法の解説をしてきましたが、ちょっと今回は理屈が多くて分かりずらかったのでは
ないかと思います。
ですからここからはもっと具体的な問題で見ていきます。

<〜するために(目的)の場合>

1 私はテレビを見るために早く帰宅しました。

2 彼は昼食をとるためにレストランに行きました。

(解説)

1番

私は / テレビを見るために / 早く / 帰宅しました

              ↓

私は / 帰宅しました / 早く / テレビを見るために

              ↓

 I   / came home  / early / to watch TV


正解: I came home early to watch TV.


2番

彼は / 昼食をとるために / レストランへ / 行きました

              ↓

彼は / 行きました / レストランへ / 昼食をとるために

              ↓

He / went / to the restaurant / to have lunch


正解: He went to the restaurant to have lunch.

<〜して(原因)の場合>

原因をあらわす副詞的用法は出るものがほぼ決まっています。
下にそれらを挙げておきますのでしっかり覚えましょう。

不定詞の副詞的用法(原因)
be glad to 〜
(happy)
(pleased)
〜してうれしい
be sad to 〜 〜して悲しい
be surprised to 〜 〜して驚く
be sorry to 〜 〜して残念
*副詞的用法の「原因」はパターンが決まっているので確実に覚えよう!



ここであげた「be」という部分は当然「be動詞」ということです。
それでは例文で考えてみましょう。


1 私はあなたに会えてうれしかった

2 彼女はその知らせを聞いて驚いた

(解説)

1番

私は /  あなたに会えて / うれしかった

           ↓

私は /   うれしかった  / あなたに会えて

           ↓

I  /   was glad /  to see you


正解:I was glad to see you .


2番

彼女は / その知らせを聞いて / 驚いた

           ↓

彼女は /    驚いた     / その知らせを聞いて

           ↓

She / was surprised / to hear the news


正解:She was surprised to hear the news.


<今回のまとめ>

<副詞とは?>

動詞・形容詞・副詞を修飾する品詞

<副詞的用法>

「to + 動詞の原形」

1 「〜するために」(目的)
2 「〜して」     (原因)


1 I went to the library to study English.

「私は英語を勉強するために図書館へ行きました」

* 「勉強するために」が「行きました」を修飾している

He was glad to hear the news.

「彼はその知らせを聞いてうれしかった」

* 「知らせを聞いて」が「うれしかった」を修飾している

不定詞の文 part3 (副詞的用法)

不定詞の文 part3 (副詞的用法)

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比較 part2(比較級)
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比較 part4 (長い形容詞の比較級・最上級)」
比較 part5 (疑問詞を使う比較級)
比較 part6 (疑問詞を使う最上級)
比較 part7 (副詞の比較って何?)
比較 part8 (これだけはマスターしたい書きかえ)
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付加疑問文 part2 (一般動詞を使う場合)
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前置詞 part2 (場所を表す前置詞)
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受動態 part2 (byの省略)
受動態 part3 (過去形・否定文と疑問文)
受動態 part4(第4文型の“2種類の受動態”)
不定詞(2)part2 (疑問詞+不定詞)
不定詞(2)part2(疑問詞+不定詞)
不定詞(2) part3 (too 〜 to −と書きかえ)
不定詞(2) part4 (enough to 〜と書きかえ)
現在完了形 part1(現在完了とは?)
現在完了形 part2 (継続)
現在完了形 part3 (経験)
現在完了形 part4 (完了・結果)
現在完了形 part5 (現在完了で使えない語)
現在完了形 part6 (現在完了のまとめ)
現在完了形 part7 (間違えやすい書きかえ)
現在完了形 part8 (どこが違うのかが大切)
現在完了形 part9 (注意の必要な英作文)
分詞 part1 (分詞って何?)
分詞 part2 (現在分詞)
分詞 part3 (現在分詞を含んだ文)
分詞 part4 (過去分詞)
分詞 part5 (過去分詞を含んだ文)
関係代名詞 part1 (関係代名詞とは?)
関係代名詞 part2(関係代名詞の種類と選び方)
関係代名詞 part3 (2つの文を1つにする その1)
関係代名詞 part4 (2つの文を1つにする その2)
関係代名詞 part5 (関係代名詞の省略)
関係代名詞 part6 (thatの特別用法 その1)
関係代名詞 part7 (thatの特別用法 その2)
関係代名詞 part8 (thatの特別用法 その3)
関係代名詞 part9 (英作文 その1)
関係代名詞 part10 (英作文 その2)
関係代名詞 part11 (現在分詞との書きかえ)
関係代名詞 part12 (過去分詞との書きかえ)
関係代名詞 part13 (その他の書きかえ)
間接疑問文 part1 (間接疑問文の基本)
間接疑問文 part2 (疑問詞が主語の場合)
接続詞 (2)part1(名詞・形容詞・副詞とは,句と節とは)
接続詞 (2)part2(時や条件を表す副詞節)
接続詞 (2)part3 (時制の一致)
接続詞 (2) part4(命令文との書きかえ)
接続詞 (2) part5 (入試で大切な連語)
入試で大切な接続詞を含む連語2(so 〜 that ― can't, too 〜 to)
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