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<前回の復習>
<不定詞の形容詞的用法>
形容詞って何?
↓
「名詞を修飾する品詞」
「He has a lot of homework to do today.」
He has / a lot of homework / to do / today.
彼は持っています / たくさんの宿題を / するための / 今日
「to do」 の部分は前にある 「a lot of homework」 を後ろから修飾
(解説)している。
前にある 「名詞」 を修飾している不定詞は 「形容詞」 のような働き
をしているのでこれを 形容詞的用法」 と呼ぶ。
<最もテストで出される形容詞的用法>
「I want something to drink.」
「私は何か飲み物が欲しい」
I want / something / to drink.
私は欲しい / 何か / 飲むための
↓
「私は飲むための何かが欲しい」
↓ 日本語がおかしい
「私は何か飲み物が欲しい」
※「something to drink」 という部分を 「何か飲み物」 と訳す。
「She wants something cold to drink.」
「彼女は何か冷たい飲み物が欲しい」
She wants / something cold / to drink.
彼女は欲しい / 何か冷たいもの / 飲むための
↓
「彼女は飲むための何か冷たいものが欲しかった」
↓ 日本語がおかしい
「彼女は何か冷たい飲み物が欲しかった」
※「something cold to drink」 を 「何か冷たい飲み物」 訳す。
<今回の内容>
《基本文》 I went to the library to study English.
「私は英語を勉強するために図書館へ行きました」
<解説>
さて、前回までの「不定詞」の内容はおさえられていますか?
不定詞は3年生になってからも、中間・期末テストでも、そして高校入試でもねらわれる
大変重要なところです。
必ずできるようにしておきたいですね。
それでは今回はその不定詞の最終回 「副詞的用法」 というのを解説しましょう。
まず初めに「副詞」について簡単にお話します。
<副詞とは?>
動詞・形容詞・副詞を修飾する品詞
ということになります。
頭の中が????
という感じですか?
確かに分かりにくい表現ですよね。
もう少し簡単に解説をします。
「副詞」というのは「動詞」を修飾(解説)する品詞(言葉の種類)で
更に「形容詞」や、なんと「副詞」が「副詞」を修飾することもできる
ということです。
やっぱり???
それでは具体例を日本語の場合で挙げてみましょう。
まずは動詞を修飾する場合からです。
<副詞の例(動詞の修飾)>
「私は早く起きる」
はい、この例文の中の「早く」が副詞です。
なぜかというと「早く」という言葉は「起きる」という動詞を修飾していますよね?
修飾というのは解説という意味です。
ただ起きると言っただけでは詳しいことは分からないけども、「早く」がつくことによって
「あーそうか、いつまでも寝ているわけではなくて早く起きるんだね」
ということがわかるようになります。
これが動詞を修飾している場合です。
このように考えるとその他の場合も分かるとは思いますが、一応例を挙げておきましょう。
<副詞の例(形容詞・副詞の修飾)>
1 「この花はとてもきれい」 ← 形容詞を修飾
↑
形容詞
2 「この鳥はとても高く飛ぶ」 ← 副詞が副詞を修飾
↑
副詞
1は「きれい」という言葉が形容詞です。
形容詞は前回も解説をしたので詳しいことは省略します。
この「とても」という言葉が「きれい」という形容詞を解説しています。
ですからこの「とても」という言葉は「形容詞を修飾している副詞」
ということになるのです。
次に2番です。この例文をよくみてもらうと「高く」という言葉の品詞
は何でしょう?
「高く」は「飛ぶ」という動詞を修飾しています。(どのように飛ぶのか解説している)
ということは「高く」は副詞ということになります。
さらに「とても」という言葉は「高く」という副詞を修飾していますよね?
ということでこの「とても」は「副詞を修飾している副詞」となるのです。
さて、それではここからが今回の本題です。
不定詞の「副詞的用法」というのは、今お話したような副詞の働きを不定詞が行うということです。
<副詞的用法>
「to + 動詞の原形」
「〜するために」(目的)、 「〜して」(原因)
例1) I went to the library to study English.
「私は英語を勉強するために図書館へ行きました」
例2) He was glad to hear the news.
「彼はその知らせを聞いてうれしかった」
それでは説明します。
これまでお話してきたように不定詞の形というのは「to + 動詞の原形」
です。
この形は共通なのですが、その使い方がいろいろあって、それを簡単に判断するには
日本語の訳し方で使い分けていたわけです。
名詞的用法 「〜すること」
形容詞的用法 「〜するための」
のようにです。
そして今回の副詞的用法ではどのように訳すかというと
「〜するために」 と 「〜して」
という2種類があるのです。
例文を使って解説していきます。
まずは例1)からです。
例1) I went to the library to study English.
「私は英語を勉強するために図書館へ行きました」
この例文の「to study」というところが不定詞です。
この例文をいつものように分解してみましょう。
I went to the library / to study English.
私は図書館へ行きました / 英語を勉強するために
この文の後半部分「to study English.」は「英語を勉強するために」という
意味になっていますが、この部分はどこを修飾していますか?
「英語を勉強するために」 → 「行きました」
というように前半部分の「行きました」を修飾していますよね?
この「行きました」というのは動詞です。
見事に先ほど解説したとおり動詞を修飾していますね。
動詞を修飾するのは副詞の働きなので、この不定詞は副詞のような役割、
つまり副詞的用法といえるのです。
それではもう一つの例文にいきましょう。
例2) He was glad to hear the news.
「彼はその知らせを聞いてうれしかった」
今度の場合も分解してみます。すると・・・
He was glad / to hear the news.
彼はうれしかった / その知らせを聞いて
となります。
この例文でも後半部分の不定詞「その知らせを聞いて」はどこにかか
っているかというと前半部分にある「うれしかった」、つまり「うれしい」
という形容詞を修飾しています。
ですからこの不定詞は「形容詞を修飾している」副詞的用法といえる
のです。
ここまで副詞的用法の解説をしてきましたが、ちょっと今回は理屈が多くて分かりずらかったのでは
ないかと思います。
ですからここからはもっと具体的な問題で見ていきます。
<〜するために(目的)の場合>
1 私はテレビを見るために早く帰宅しました。
2 彼は昼食をとるためにレストランに行きました。
(解説)
1番
私は / テレビを見るために / 早く / 帰宅しました
↓
私は / 帰宅しました / 早く / テレビを見るために
↓
I / came home / early / to watch TV
正解: I came home early to watch TV.
2番
彼は / 昼食をとるために / レストランへ / 行きました
↓
彼は / 行きました / レストランへ / 昼食をとるために
↓
He / went / to the restaurant / to have lunch
正解: He went to the restaurant to have lunch.
<〜して(原因)の場合>
原因をあらわす副詞的用法は出るものがほぼ決まっています。
下にそれらを挙げておきますのでしっかり覚えましょう。
不定詞の副詞的用法(原因) | |
be glad to 〜 (happy) (pleased) |
〜してうれしい |
be sad to 〜 | 〜して悲しい |
be surprised to 〜 | 〜して驚く |
be sorry to 〜 | 〜して残念 |
*副詞的用法の「原因」はパターンが決まっているので確実に覚えよう! |
ここであげた「be」という部分は当然「be動詞」ということです。
それでは例文で考えてみましょう。
1 私はあなたに会えてうれしかった
2 彼女はその知らせを聞いて驚いた
(解説)
1番
私は / あなたに会えて / うれしかった
↓
私は / うれしかった / あなたに会えて
↓
I / was glad / to see you
正解:I was glad to see you .
2番
彼女は / その知らせを聞いて / 驚いた
↓
彼女は / 驚いた / その知らせを聞いて
↓
She / was surprised / to hear the news
正解:She was surprised to hear the news.
<今回のまとめ>
<副詞とは?>
動詞・形容詞・副詞を修飾する品詞
<副詞的用法>
「to + 動詞の原形」
1 「〜するために」(目的)
2 「〜して」 (原因)
1 I went to the library to study English.
「私は英語を勉強するために図書館へ行きました」
* 「勉強するために」が「行きました」を修飾している
He was glad to hear the news.
「彼はその知らせを聞いてうれしかった」
* 「知らせを聞いて」が「うれしかった」を修飾している
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