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現在完了形 part5 (現在完了で使えない語)

現在完了形 part5 (現在完了で使えない語)


現在完了形 part5 (現在完了で使えない語)

現在完了形 part5 (現在完了で使えない語)

<前回の復習>

現在完了の「完了・結果」
have(has)+過去分詞
意味 「〜したところです」「〜してしまった」
よく使われる副詞
just ちょうど
already すでに、もう(肯定文のみ)
yet もう(疑問文)、まだ(否定文)



注意すべき点 1  「already」は肯定文でしか使えない。
疑問文と否定文では「yet」に変える。

肯定文: You have already finished your homework.
「あなたはもう宿題を終わらせてしまいました」

否定文: You haven't finished your homework yet.
「あなたはまだ宿題を終わらせていません」

疑問文: Have you finished your homework yet?
「あなたはもう宿題を終わらせてしまいましたか」

Yes, I have.      / No, I haven't.(Not yet.)
「はい終わらせました」 / 「いいえまだです」

※「already」 → 「過去分詞の前」
「yet」    → 「文尾(文の最後)」


注意すべき点 2   「have(has) gone to 〜」  〜へ行ってしまった
(だから今ここにいない)

He has gone to America.
「彼はアメリカへ行ってしまいました」
(だから今ここにいない) 

He has been to America
「彼はアメリカに行ったことがある」
(今もアメリカにいるわけではない)




<今回の内容>

《基本文》   次のような文はまちがいです。なぜでしょう?

「私は2年前からアメリカに住んでいます」

I have lived in America since two years ago.



<解説>

はい、みなさんこんにちは。

今回の内容は、前回までで一応「現在完了」の一通りの説明は終わったのですが、
まだいくつかの注意点が残っています。


実はこういった、  “基本の一歩先”  にけっこう大切な内容が詰まっているものです。


今回は 『現在完了で使えない語』 ということです。
どんなことなのか、では今回もはりきって始めていきましょう!
友梨ちゃ〜ん。


友: は〜い。


カ: 今回は『現在完了で使えない語』という内容を勉強するよ。


友: 「使えない語」なんてあるんですね。


カ: そうだよ。
じゃあ、早速始めようか。


<現在完了で使えない語>



カ: これまで現在完了の勉強をしてきたけど、
実はいくつかの言葉は使えないんだよ。



友: 例えばどんな言葉がそうなんですか?



カ: うん、大きくいうと 『過去を表す言葉』 はダメなんだ。

例えば、


yesterday(昨日)

last night(昨夜)

last Monday(この前の月曜日)

two weeks ago(2週間前)


などがそうだね。



友: え〜、でも

I have been sick since yesterday.

「私は昨日からずっと病気です」

なんていう言い方がありましたよね。



カ: そうだね。
そこのところをもう少し詳しく解説していこう。

そもそも現在完了形で「過去を表す言葉」を使ってはいけない
というのはなぜかというと、


過去を表す言葉 → 過去のその時のことだけを表す

現在完了     → 過去から現在までの幅のある内容を表す


このように、現在完了というのは、

『過去から現在までの幅のある内容を伝えている』

例えば、「昨日からずっと病気です」というのなら、
「昨日体調を崩して、それからずっと体調はすぐれないままで、今でもまだ病気です。」
のようにね。


それに対して、過去を表す言葉は、

『過去のその時のことだけしか表していない』

例えば、「昨日病気でした」といえば、その文は、
「昨日は体調を崩していた」
ということを伝えてはいるけど、今のことは何も言っていないよね。



友: はい、そうですね。
それは現在完了形を勉強した最初の時にも同じことを話されました。



カ: そう、つまり『過去形』と『現在完了形』の根本的な違いだよね。



友: はい。



カ: このことから、現在完了では“単純に過去を表す言葉”は使えないんだよ。



友: 今の話は分かりました。

でも、さっきのような文では実際に現在完了の文で「yesterday」が使われていますが、
これはどういうことなんですか?



カ: うん、それはね。さっき、

「現在完了では“単純に過去を表す言葉”は使えない」

といったでしょう?
この“単純に過去を表す言葉”というのは、

“単独で使う過去形の言葉”

のことなんだ。例えば、


× I have been sick yesterday.

○ I have been sick since yesterday.


この例文をみて。
上の文では現在完了の文に「yesterday」が単独で入っているんだよ。
これはダメなんだけど、

下の例文では単独ではなく、「since yesterday」と、「since」がついたよね。
このように「since」がつくと大丈夫なんだ。

これは何でかというと、

「yesterday」が単独だと、「昨日」のことだけになってしまううら、現在完了の
「幅のある内容」と過去形の「幅のない言葉」が矛盾するので一緒には使えない
んだけど、

「since」がつけば、「昨日から」となって“昨日から今日まで”という幅ができるので
矛盾が起こらないから使えるということなんだ。  



友: う〜ん、なんだかどんどん複雑になっていっている気が・・・
つまりこういうことですか?


『「since」がつけば、過去形の言葉でも使える』 



カ: まぁ、そういうことだね。

でも、それでも「ago」がつくときや「when」はだめだよ。
それを説明するね。

結論を先に話すと、なんでこれらの言葉は「since」を使ってもダメかというと、
それは

“別の言い方ができるから、敢えてそれらの言葉を使う必要がない”

からなんだ。
これも例文を使って説明しよう。



× I have lived in America since two years ago.   
「私は2年前からアメリカに住んでいます」

○ I have lived in America for two years.
「私は2年間アメリカに住んでいます」



× Since when have you been sick ?
「いつからあなたは病気なんですか」

○ How long have you been sick ?
「あなたはどのくらいの間病気なんですか」


これらの例文をみても分かるように、それぞれ



「2年前から」 → 「2年間」

「いつから」  → 「どのくらいの間」



と表現は変わっても同じ内容を表しているよね。
そうやって別の言い方があるのなら、わざわざ過去形の言葉を使う必要がない
でしょう。ということなんだよ。



友: なるほど、そういうことなんですね。
そうするとこの2つは要注意ですね。



カ: そうだよ。
最後にテストでねらわれるヒッカケ問題を出しておくね。


(問題)

次の日本文にあう英語の文を書きなさい。

1 彼は2時間前から勉強しています。

2 健はいつからゲームをしているのですか。


これらの注意点は、今話した「2時間前から」と「いつから」だよ。
これを

「two hours ago」とか「since when」なんてしちゃったら出題者の思うツボだからね。
正解は、


1 He has studied for two hours.

2 How long has Ken played games?


よーく復習をしておいてね。



友: はい、ありがとうございました。


<今回のまとめ>


Q: 『現在完了で使えない語』ってどんなものがあるのですか?

A: 基本的には『過去を表す言葉』で、ほかには「when」もそうです。



Q: どうして『過去を表す言葉』は現在完了で使えないのですか?

A: 現在完了は「過去から現在までの内容を同時に表している」けど、
過去形は「過去のことだけ」なので、一緒に使うと矛盾するから。



Q: でも「yesterday」という言葉や、「last Friday」などは現在完了
の文で見たことがありますが・・・

A: その場合は、それらの言葉の前に「since」がついているはずです。
「since」がつくと、「〜から」ということで、その時のことだけでなく
「その時からずっと」というように“幅のある内容”になって、現在
完了と矛盾しなくなるから使えるようになるのです。



Q: では、「since」をつければ何でも使えるようになるんですか?

A: いや、そうではありません。
「ago」や「when」はそれでも使えません。



Q: それはどうしてですか?

A: 例えば、「since two years ago」で「2年前から」という意味を
表そうとしたなら、それは「for two years」で「2年間」と言えば
よいことです。

同様に、「since when」で「いつから」といいたければ、「How long」
で「どのくらいの間」と言えばよいからです。     

このように、代用できる表現があるなら敢えて過去形の言葉を
使わなくてもよいだろうということです。


<注意すべき英作文>



※出題者は引っかけようとしています。

(問題)

次の日本文にあう英語の文を書きなさい。

   1 彼は2時間前から勉強しています。

   2 健はいつからゲームをしているのですか。

(正解)

   1 He has studied for two hours.

       × He has studied since two hours ago.


   2 How long has Ken played games?

       × Since when has Ken played games ?

現在完了形 part5 (現在完了で使えない語)

現在完了形 part5 (現在完了で使えない語)

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不定詞(2)part2(疑問詞+不定詞)
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分詞 part3 (現在分詞を含んだ文)
分詞 part4 (過去分詞)
分詞 part5 (過去分詞を含んだ文)
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関係代名詞 part2(関係代名詞の種類と選び方)
関係代名詞 part3 (2つの文を1つにする その1)
関係代名詞 part4 (2つの文を1つにする その2)
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関係代名詞 part6 (thatの特別用法 その1)
関係代名詞 part7 (thatの特別用法 その2)
関係代名詞 part8 (thatの特別用法 その3)
関係代名詞 part9 (英作文 その1)
関係代名詞 part10 (英作文 その2)
関係代名詞 part11 (現在分詞との書きかえ)
関係代名詞 part12 (過去分詞との書きかえ)
関係代名詞 part13 (その他の書きかえ)
間接疑問文 part1 (間接疑問文の基本)
間接疑問文 part2 (疑問詞が主語の場合)
接続詞 (2)part1(名詞・形容詞・副詞とは,句と節とは)
接続詞 (2)part2(時や条件を表す副詞節)
接続詞 (2)part3 (時制の一致)
接続詞 (2) part4(命令文との書きかえ)
接続詞 (2) part5 (入試で大切な連語)
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感嘆文 part2(Whatを使った感嘆文)
感嘆文part3(書きかえ)
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