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<前回の復習>
「byの省略」
誰によってなされるのかが言わなくても分かる時にはいちいち「by 〜」とは言わない。
このパターンになるのは「by them」「by us」「by people」などがある。
例1) They speak English in America. 「彼らはアメリカで英語を話します」
↓
English is spoken in America. 「英語はアメリカで話されています」
* アメリカで英語を話すのはアメリカにいる人
(アメリカ人だけではない)
例2) They open the shop at eight every day. 「彼らは毎日8時にお店を開けます」
↓
The shop is opened at eight every day. 「その店は毎日8時に開けられます」
* お店を開けるのはお店の人
※どちらの文も「by them」を入れない
<今回の内容>
《基本文》 This camera was broken by Satoshi.
「このカメラは聡にこわされました」
<解説>
はい、皆さんこんにちは。
受動態もこれで3回目になりましたが、ここまでの内容はついてきていますか?
前回までで「受動態の基本」「byの省略」という内容は修了しています。
そして今回は「受動態の過去形・否定文・疑問文」と一気に進めていこう
と思います。
でも大丈夫です、内容としてはそれほど新しいものはありませんから。
それでは今回も結加ちゃんと一緒に勉強していきましょう。
結加ちゃ〜ん!
結: は〜い。
カ: それじゃ、今回も一緒に勉強していきましょう。
結: は〜い、よろしくお願いします。
カ: まずは、受動態の過去形からだ。
結加ちゃん、受動態の過去形ってどうやって作るか分かるかな?
結: えっ、それをこれから教えてくれるんじゃないんですか?
まだ教わっていないから分かりませんよ。
カ: いやいや、実はちょっと考えれば分かるんだよ。
今までに習ったことを考えてごらん。
結: そんなこと言われても、習ってないし・・・
カ: じゃあ、ヒントをあげるね。
受動態の基本的な形は?
結: それは覚えています。
「be動詞+過去分詞」です。
カ: そうだよね、それがヒントだよ。
結: えっ、全然ヒントになってないし・・・
カ: (その「ないし・・・」って何とかならないかな。まぁ気を取り直して)
じゃあ、もう少しヒントをあげよう。
受動態には「be動詞」が入っているんだよ。
結: え〜、・・・あっ、分かりました!!
カ: 分かった?
結: はい!
「be動詞」が入っているということは、過去形にしたければ
その「be動詞」を過去形にすればいいんですね?
カ: そう!その通りだよ。
ちょっと例文で確認してみよう。下の2つの文を見てくれる。
1 This bike is used by Ken. 「この自転車はケンに使われます」
2 This bike was used by Ken. 「この自転車はケンに使われました」
上の2つの文は「be動詞」が違うだけだよね。
すると意味は
1番の文はbe動詞が現在形なので、現在形の受動態
2番の文はbe動詞が過去形なので、過去形の受動態
という違いになっている。
つまり、
“現在形の受動態 → be動詞を現在形にする”
“過去形の受動態 → be動詞を過去形にする”
というルールが見えてくるでしょう。
結: はい、難しく考えなくていいんですね。
カ: そうだよ。
新しい単元になったからといって、全て新しいことばかりかというと
実はそうではないんだよ。
結構中学1年生の頃に習ったことがいろいろなことに応用されている
ことがあるんだよね。
そういう見方で英語を理解できるようになると、いちいち全部を覚えていく場合と
違って、覚える量も少なくてすむし、理解も早い。
おまけに忘れないといいことずくめだよね。
結: なんか、今までに習ってきたことが頭の中でつながった気がします。
カ: お〜、その感覚は結加ちゃんのレベルが上がった証拠だよ。
どんな科目でも勉強を続けていると、今までは何となくうっすらと雲がかかったような
感じで、よく理解できなかったことが、ある日突然上から見渡せたような感覚になる
ときが来るんだ。
それは理解が進んでワンランク上に上った証拠なんだよ。
勉強を続けていくと何度も何度もこういう感覚になるときがあるから。
そのたびに一歩また一歩とレベルアップをしているんだよ。
逆にいえば、そうなるくらいまで勉強は続けないと進歩しないともいえるよね。
結: へー、そういうものなんですか〜。
でもなんか感動。
カ: じゃあ、理解が進んだところでもう一つ結加ちゃんに質問します。
受動態の否定文と疑問文、またその疑問文に対する答え方はどうなるでしょう?
結: ・・・・・・・。
あっ!分かりました!!
カ: どうするの?
結: さっきの話だと、受動態の過去形といっても「be動詞」が入っているんだから
「be動詞」を過去形にするだけということでしたよね。
ですから、「受動態の否定文や疑問文」も難しく考えないで、ただ「be動詞」が入って
いる文の否定文や疑問文と考えればいいんじゃないですか?
カ: そ〜、その通り正解。
その考え方だよ。
ちょっと例文で確認してみよう。
1 This bike is used by Ken. 「この自転車はケンに使われます」
2 This bike was used by Ken. 「この自転車はケンに使われました」
さっきの例文だけど、これを使ってまた考えてみよう。
では1番から。
肯定文: This bike is used by Ken.
否定文: This bike isn't used by Ken.
「この自転車はケンに使われません」
疑問文: Is this bike used by Ken?
「この自転車はケンに使われますか」
答え方: Yes, it is. / No, it isn't.
「はい使われます / いいえ使われません」
続いて2番の例文
肯定文: This bike was used by Ken. 「この自転車はケンに使われました」
否定文: This bike wasn't used by Ken.
「この自転車はケンに使われませんでした」
疑問文: Was this bike used by Ken?
「この自転車はケンに使われましたか」
答え方: Yes, it was. / No, it wasn't.
「はい使われました / いいえ使われませんでした」
長くなっちゃったけど、どちらの文も共通している点は、
“否定文 → be動詞の後ろにnotを入れる”
“疑問文 → be動詞を文頭に出す”
“答え方 → be動詞を使って答える”
というところで、受動態といっても、その中に「be動詞」が入っているからには、
「This is a pen.」の文と変わらないんだよね。
結: はい、今回の内容は3つのことを習うのかと思っていましたが、
実は全て今までの知識で理解できたんですね。
カ: そうだよ。
それが分かっただけでもいい勉強になったね。
結: はい、ありがとうございます。
カ: じゃあ、今回のまとめをして終わりにしましょう。
<今回のまとめ>
Q: 受動態の過去形はどうやってつくるの?
A: 「be動詞+過去分詞」の「be動詞」を過去形にすればよい。
例) 1 This bike is used by Ken. 「この自転車はケンに使われます」
2 This bike was used by Ken. 「この自転車はケンに使われました」
Q: 受動態の否定文や疑問文、またその答え方は?
A: “否定文 → be動詞の後ろにnotを入れる”
“疑問文 → be動詞を文頭に出す”
“答え方 → be動詞を使って答える”
例) 肯定文: This bike is used by Ken.
否定文: This bike isn't used by Ken.
「この自転車はケンに使われません」
疑問文: Is this bike used by Ken?
「この自転車はケンに使われますか」
答え方: Yes, it is. / No, it isn't.
「はい使われます / いいえ使われません」
* 受動態といっても「be動詞」が入っている文なので、これまでに
習った「be動詞の文」と考え方は同じ
受動態の時制を考える時の注意! |
※上の例文で、「used」は過去分詞です。 この過去分詞というのは、「過去形」とは全く違うもので、時制(現在・過去・未来) を表しているものではありません。 動詞の変化(原形―過去形―過去分詞)が use - used - used と変化するため 見た目は同じですが、「be動詞」とセットで使われている場合は“過去分詞”として 使われているので、この「used」をみて『過去形だ』と早とちりしないように気をつけて ください。 あくまでも時制を決めるのは動詞であり、受動態の場合はそれが “be動詞” になり ます。 |
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