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<今回の内容>
I thought that Ken was kind.
「私は健が親切だと思いました」
<解説>
それでは今回の内容に入っていきましょう。
今回は「時制の一致」というお話をしていきます。
まず時制って何でしょう?
時制というのは、現在・過去・未来の時間のことです。
そうなると「時制の一致とはこの時間を一致させる」ということでしょうか?
いいえ、なんでもかんでも一致させればよいということではありません。
まずは時制の一致というのはどんな決まりなのか確認してみましょう。
<時制の一致>
主節の動詞が過去の場合には従属節の動詞は過去または過去完了に直すこと。(ただし過去完了を使う時制の一致は公立中学校では学習しませんのでここでは省略します)
時制の一致というのはこのように
主節の動詞が過去形 → 従属節の動詞も過去形に合わせる
というものです。但しなんでもかんでも時制を一致させる(合わせる)というものではなく、『主節の動詞が過去形のときだけ』おこることなんですね。では例文で確認してみましょう。
例)
主節 従属節
I think / that Ken is kind. (私は健が親切だと思います)
現在形 現在形
↓ ↓
I thought / that Ken was kind. (私は健が親切だと思いました)
過去形 過去形
上の例文を見てください。
主節とは文の中心となる主語と動詞の入ったカタマリで、この例文では「I think」がそうです。
従属節とは文の中で補足的な内容を表していて、例文では「that Ken is kind」の部分です。これは「健が親切だということを」となって、この文の目的語になっています。
そしてここからが本題ですが、「I think」(私は思います)という主節の部分が「I thought」(私は思いました)と過去形になったら、
従属節の「that Ken is kind」(健が親切だということを)の部分も「that Ken was kind」と過去形に合わせてあげなくてはいけませんよということをいっているのです。
分かりますか?
そしてもう一つ。
日本語の訳し方に注目してください。
「私は健が親切だと思います」
↓
「私は健が親切だと思いました」
何か気づきましたか?
そうです。
「think」が「thought」になったことにより「思います」が「思いました」となったのに対して
「is」が「was」になっても日本語では「です」が「でした」とはなっていません。
もう一度確認してみましょう。
I think that Ken is kind.
「私は健が親切だと思います」
↓
I thought that Ken was kind.
「私は健が親切だと思いました」
この部分です。
これはどうしてかというと、「私が思った」時と「健が親切だった」時が同じ過去のときを表しているからなんです。
詳しいことは高校で学習するのですが、簡単に解説すると、もしも「私は健が親切だったと思いました」という訳になると、『私が思った時よりも健が親切だった時の方が前の時』ということになり、時間にずれがあることになるのです。
まぁ、難しいことは別の機会にということで、ポイントは
『時制の一致で過去の文でも従属節は現在形で訳す』
ということを覚えておいてください。
これは中学で勉強する内容になりますからね。
では、ここまでの考え方を流れに沿って確認してみましょう。
例)I think that Ken is kind.
(私は健が親切だと思います)
1 主節の動詞が過去形になる
「I think」→「I thought」
↓
2 従属節の動詞も過去形に合わせる
「that Ken is kind」→「that Ken was kind」
↓
3 主節の動詞だけ過去形にして訳すことに注意
「I thought that Ken was kind.」
(私は健が親切 だと思いました)
*(私は健が親切だったと思いました)のように「親切だったと」とはしない。
ここまでで中学校で学習する時制の一致は一通り解説したのですが、もう一つくらい例を挙げたほうが分かりやすいと思うので、もう一つだけ見てみましょう。
例2)下の文を「I knew」で書きかえて日本語訳も書きなさい。
I know that you can speak English.
(私はあなたが英語を話せると知っています)
答え I knew that you could speak English.
(私はあなたが英語を話せると知っていました)
* ポイント解説
1 「I know」が「I knew」になったということは主節の動詞が過去形になったので、
「you can speak English」を「youcould speak English」というように従属節の
動詞も過去形
にする。
ここでは助動詞の「can」が入っていたので「could」にする。
「speak」はそのままでよい。助動詞の後ろは『動詞の原形』だから。
2 日本語訳は「could speak」を「話すことができた」としないように注意。
現在形で「話せる」と訳す。
いかがでしたか?
ここで学習した時制の一致は英語を勉強する上で特に大切な部分で、また中学生や高校生が結構ミスをする部分になります。上のような問題なら少し注意していればまだ大丈夫なのですが、日本語を英語に直す英作文問題のときは注意が必要です。
なぜなら、日本語訳が上でお話したように主節の方しか過去形になっていないので、その日本語に引きずられて従属節の動詞を過去形にしないというミスが多いからです。気をつけましょうね。
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