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<前回の復習>
「Which season / is the hottest / in a year ?」
「どの季節」
「Which season / is the hottest / in a year ?」
「一番暑い」
「Which season / is the hottest / in a year ?」
「一年の中で」
↓
「どの季節が一年の中で一番暑いですか」
<答え方>
「be動詞」で尋ねた ⇒ 「be動詞」を使って答える
「一般動詞」で尋ねた ⇒ 「一般動詞」を使って答える
Who is the oldest of the three ?
Tom is.
Which season do you like the best ?
I like summer (the) best.
*比較級の時と同じように「I like summer.」で終わらせないで、
最後に「(the) best」をつける。
<今回の内容>
《基本文》 My mother gets up (the) earliest in my family.
「私の母は家族で一番早く起きます」
<解説>
はい、「比較シリーズ」も速いもので「第7回」まできましたねー。
でも次回もまた「比較」でーす(笑)
次回が「比較」の最終回ですから我慢しましょう。
さて、前回までで比較のことは大体解説が済んでるんだよ。
でもまだここからの“つめ”がテストではモノをいうから気を抜かないでついてきてね。
(キラーン)
えー、今回のテーマは『副詞の比較』です。
「何それ? じゃあ、今までは何の比較だったの?」
って思ったでしょう?
今までお話してきた中心は『形容詞の比較』です。
今回のは『副詞の比較』です。
「何が違うの?」
はい、それを今からお話していきます。
今回は久しぶりにまた、会話形式で進めてみましょう!
ここでは 健二くん(みんなの代表)と カ(カナメ)との会話という設定で進めていきます。
<副詞の比較って何?>
健 : 「これまでの『形容詞の比較』は一応分かりましたけど、『副詞の比較』って何なんですか?
カ: 「まずは形容詞と副詞の違いが分かるかな?」
「形容詞とは『名詞(物の名前)を修飾(解説)する言葉』のことで、
例えば「美しい花」だとしたら「美しい」は「花」という名詞を修飾(解説のこと)しているから
形容詞だといえるんだよ。
別の考え方では『〜い』という形になっているともいえるよ」
花 ←これだけではどんな花なのか分からない
美しい花 ←そうか「うつくしい花なんだ」と分かる
健 : 「なるほど、じゃあ副詞って何ですか?」
カ: 「副詞っていうのは『動詞、形容詞、副詞を修飾する言葉』のことで、特に英語では
そのほとんどが「動詞」を修飾するパターンで使われるね」
「例えば「速く走る」だとしよう。
「走る」が動詞でこれだけだと、どんなふうに走るのかが分からないけど、「速く」がつくと
「ゆっくり」ではなく「速く」走るんだなってことが分かるでしょう?
つまり、この「速く」は「走る」という動詞を修飾しているから副詞だといえるんだよ」
走る ←どんなふうに走るのかが全く分からない
速く走る ←そうか「のろのろではなく、速く走るんだ」と分かる
健 : 「とりあえず形容詞と副詞の違いは分かりました。つまり、
形容詞 → 名詞
副詞 → 動詞(他にも形容詞、副詞)
をそれぞれ修飾するのですね?
でも、そうなるとこれまで勉強した比較の作り方は変わるのですか?」
カ: 「いいところに気がついたね。実はほとんどこの2つで変わりはないんだよ。
でも、テストで出されやすく、みんなも間違いやすいところ、つまり落とし穴が
いくつかあるので、そこをきっちりと理解してほしいんだよね」
健 : 「なるほど、じゃあそれは何ですか?」
カ: 「それではその落とし穴の問題を見てみよう」
<副詞の最上級にはご注意!>
カ: 「さて、次の問題を解いてみようか。これは実際に中間テストや期末テスト、さらに
高校入試にも出される問題だよ」
(問題)
次の日本文に合うように下線部に適語を入れなさい。
「私の母は家族で一番早く起きます」
My mother gets up ____ ____ my family.
カ: 「さあどう?この問題。下線部分には何が入るかな?」
健 : 「えーと、まず日本文は“一番早く”って言っているから最上級ですよね?
だとしたら“the + est”だったから・・・。
「早い」って何でしたっけ?」
カ: 「“早い”は“early”だよ」
健 : 「じゃあ、答えは“the earliest”だ!!」
カ: 「ブブー。じゃあ、“家族の中で”の“中で”はどこにいったの?」
健 : 「あっ、そうか。後ろに『複数の言葉』がくる時は“of”で、『範囲や場所』がくる
時は“in”のどちらかが入るんだった」
カ: 「でしょう? 今の場合は“家族”だから“範囲”になるので“in”が必要だよね。
それはどうするの?」
健 : 「あ・・・そうか〜、分かった!これは下線が足りないからミスプリだ!」
カ: 「おいおい、ダメだよそうやってすぐに人のせいにしちゃ(笑)。
これはミスプリなんかじゃないよ。下線の数は間違っていないから」
健 : 「え〜、じゃあ分からないです。
だって最上級だったら“the+est”の後ろに in か of がくるんですよね?
なのに下線が足りないじゃないですか!」
カ: 「そう、そこで困ってみんなはこの問題を間違えるんだよ。
そして今回の『副詞の比較』が大切だといったのは、まさにこういう問題をとくために
必要なことを勉強するからなんだ」
健 : 「なるほど、早速教えてください」
<副詞の最上級の特例>
カ: 「実は『副詞の最上級』には“特例”があるんだ。 それは・・・」
『副詞の最上級では“the”を省略することができる』
ってこと。ということは・・・
↓
『副詞の最上級では“the”を 入れても入れなくてもいい』
っていうことになるよね。
つまり、さっきの問題でいえば、次のように2種類の文がいえることになるんだよ。
1 My mother gets up the earliest in my family.
2 My mother gets up earliest in my family.
だからさっきの問題のように下線の数が足りなくなるなら、2番のように“the”を
省略すればいいということになる。
よってこの問題は、「earliest in」となるのが正解。
分かるよね?
ここでは「the」を入れても、省略してもいいってことだから。
さっきの問題みたいに下線の数が限定されている問題を作った先生は
「へへへ、これは副詞の最上級だからtheを省略できるってことを知らないと解け
ないんだ。 間違える生徒が多いぞ〜」
と思って作ってるよ。
まー、実際には、ここまでイジワルな言い方じゃなくても、副詞が理解できているかど
うかを確認するために、さっきのような問題を出すことはよくあるんだ。
健 : 「そうなんですか、『副詞の最上級』の時にはtheを入れても入れなくてもいいんですね。
覚えておこう。下線が足りなくなるようならtheはカットしてもいいと・・」
カ: 「そう、そのとおり」
健 : 「あっ!」
カ: 「何、どうした?」
健: 「でも英文を見てそれが『形容詞の最上級』なのか『副詞の最上級』なのかが
分からないと、そのことを知っていてもダメですよね!」
カ: 「でもさっき形容詞と副詞は教えたでしょう」
健: 「はい、でもそれだけじゃ実際に問題を見た時には分かんないですよ(泣)」
カ: 「たしかに。 よし、じゃあとっておきの見抜き方を教えてあげよう。
これが分かると、0.1秒で形容詞か副詞かが分かるようになるよ」
健: 「え〜〜、何ですかそれ。早く教えてください」
<一発で形容詞か副詞かを見抜く必殺技>
カ: 「じゃあ、必殺技を教える前にちょっと下の2つの文を見てごらん。
どっちの文にも“fast”が入っているけど、どちらかが形容詞で、どちらかが副詞
なんだけど、どっちがどうだか分かるかな」
1 I am the fastest in my class.
「私はクラスで一番速いです」
2 I can run the fastest in my class.
「私はクラスで一番速く走れます」
健: 「ほとんど変わらないですね。」
カ: 「最初に形容詞と副詞の見分け方を話したでしょう?
その時に形容詞は「〜い」という形になるとか、副詞は主に「動詞」を修飾している
という話をしたよね」
健: 「はい、それは覚えています」
カ: 「それで、1番と2番のそれぞれの文の日本語訳を見てみると、『fast』を“速い”と“速く”
と訳しているよね」
健: 「あっ、そうか!
“速い” は “〜い” で終わるから形容詞で、“速く” は “走れる” という動詞を修飾
しているから副詞だと分かるのか!」
カ: 「そう、そのとおり」
健: 「そうか、 ということは、1番は形容詞の最上級だから“the”は省略できないけど、
2番は副詞の最上級だから“the”を省略できるってことですね。」
カ: 「そうなんだよ」
健: 「そうか、分かった、分かった・・・。 あっ!」
カ: 「うん?今度はどうしたの」
健: 「でも先生、今は日本語で意味が書いてあるから分かったけど、英語しか書いてなかっ
たら、訳せない時には形容詞なのか副詞なのかが分からないですよ」
カ: 「いやっ、大丈夫だよ。さっき0.1秒で見抜けるっていったでしょう?」
健: 「はい、じゃあどうするんですか?」
カ: 「さっきの例文をもう一度見て。
1 I am the fastest in my class.
2 I can run the fastest in my class.
今度は日本語訳はなくして、動詞の部分を赤くして目立たせてみたよ。
この2つの文を見ると
1番 → 「be動詞の文」
2番 → 「一般動詞の文」
だよね。もう一気に答えを言うよ。それはね・・・
形容詞と副詞の見分け方 |
「be動詞の文」 → 「形容詞」 「一般動詞の文」 → 「副詞」 |
と考えてくれればいいんだよ」
健: 「えっ? もう少し説明してもらえますか」
カ: 「うん、「be動詞」が動詞になっている文の場合、そこで使われている品詞は「形容詞」で、
「一般動詞」が動詞として使われている時には「副詞」になるってこと」
健: 「はぁ・・」
カ: 「1番の文は『I “am” the fastest in my class.』と「be動詞」が使われているから
この中の「the fastest」は形容詞の最上級。
ということは、この場合の「the」は省略できないということになる。
逆に、
2番の文は『I “can run” the fastest in my class.』と「一般動詞」が使われている
からこの中の「the fastest」は副詞の最上級。
だから2番の「the」は省略しても良いということになるんだよ」
健: 「あー、なるほど。
ということは最上級のtheが省略できるかどうかは、使われている動詞を見ればすぐ
に判断がつくってことですか〜」
カ: 「そうそう、そういうこと。
じゃあ、最後にちょっと練習問題をやってみよう」
(練習問題)
次の文の中で最上級のtheを省略できるものを答えなさい。
1 I am the oldest in my family.
2 Tom studied the hardest of the three.
3 My father likes driving the best.
カ: 「はい、どうかな?この中で最上級のtheを省略できるのは?」
健 : 「えーと、さっきの話では『be動詞』が入っている文は『形容詞』の最上級だから、
その場合のtheは省略できないんだよな・・・
そうなると、1番は『am』という『be動詞』があるから『old』は『形容詞』ってことで、
このtheは省略できないのかな?」
カ: 「そう正解、その考え方でいいんだよ」
健: 「じゃあ、2番は動詞が『一般動詞』だから、ここの『hard』は 『副詞』。
ということは、これは副詞の最上級だからtheを省略できる」
カ: 「いい〜ね〜。正解だよ」
健: 「3番も使われている動詞が『一般動詞』だからここも副詞の最上級になって
theは省略できるのか・・・。
カ: 「そう、全問正解だ。
大切なところは、
『一般動詞の文 → 副詞の最上級 → theを省略できる』
だよ。
2番と3番の文はそれぞれ、
2 Tom studied hardest of the three.
3 My father likes driving best.
と “the” を省略して言うことができるからね。
健: 「はい、よく分かりました。確かに0.1秒で判断できますね。
あれっ、ところで、ここにbestってあるけど、確かgoodとwellのどっちも最上級は
bestでしたよね。このbestはどっちの最上級なんだろう?」
カ: 「おーっ、そうだね。いいところに気がついた。
“best” というのは、下のようになってできていたよね。
good - better - best (よい、うまい、上手な) 形容詞
well - better - best (よく、うまく、上手に) 副詞
「このことが分かっていれば、これまでに話したことを考えて判断できるよね」
健: 「アーっ、分かった!
3番の文は一般動詞の文だからbestは副詞。
それで、副詞はgoodではなくてwellだから、このbestはwellが変化した最上級だ〜」
カ: 「正解、その通り。ここまでが理解できたら今回はおしまい。お疲れさまでした。
最後に今回のまとめをしておこう」
<今回のまとめ>
<形容詞と副詞>
形容詞 → 名詞
副詞 → 動詞(他にも形容詞、副詞)
をそれぞれ修飾
形容詞は『〜い』で終わる。
【形容詞】
例)かわいい、きれい、大きい、小さいなど
【副詞】
例)早く、速く、ゆっくり、とても、激しくなど
<副詞の最上級の特例>
『副詞の最上級では“the”を省略できる』
例) 1 I can run the fastest in my class.
「私はクラスで一番速く走れます」
2 I can run fastest in my class.
「私はクラスで一番速く走れます」
どっちも同じ意味
<一発で形容詞か副詞かを見抜く必殺技>
「be動詞の文」 → 形容詞の最上級 → theを省略できない
「一般動詞の文」 → 副詞の最上級 → theを省略できる
例) 1 I am the fastest in my class. (省略できない)
2 I can run (the) fastest in my class.(省略できる)
<better , best の原形は?>
good - better - best (よい、うまい、上手な)形容詞
well - better - best (よく、うまく、上手に) 副詞
上のことを覚えておけばbestの原形はどちらかを聞かれても大丈夫
例) My father likes driving best.
使われている動詞 → 一般動詞(like)
bestの品詞 → 副詞
原形は?
↓
well
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