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<今回の内容>
「時や条件を表す副詞節」
__________________________________
<解説>
みなさんこんにちは。
前回は
「名詞・形容詞・副詞」とは何か?
「句と節」とは何か?
ということを解説しました。
今回はいよいよ「時や条件を表す副詞節」のときの決まりを解説して
いきます。
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『時や条件を表す副詞節』
まずこの「時や条件を表す副詞節」が何なのかということですが、入試問題でよく出題されるところで、次のような決まりがあります。
【時や条件を表す副詞節では未来の内容でも現在形で書く】
というものです。
今回はこれって何なのかを解説していきます。
前回「副詞」や「節」の説明をしたのは、それらの言葉の意味が分かっていないと解説が理解できないからです。
それでは準備はいいですか?
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例文を見てください。
If it rains tomorrow, we won't go on a picnic.
(もし明日雨が降ったら、私たちはピクニックに行きません)
この例文を見て何か気づきませんか?
次のところが普通の場合と違っているはずです。
If it rains tomorrow, / we won't go on a picnic.
↑
ここが現在形になっている
こういうことです。
普通に考えればこの文の時制はすぐ横にtomorrowもあるので「未来」です。となると、「rains」は「will rain」となって
いるはずです。
しかし、この文では「rains」となっています。これはどうしてかというと、さっきの
【時や条件を表す副詞節では未来の内容でも現在形で書く】
という決まりがあるからなんですが、まだこれだけではよくわからないですよね。もう少し詳しく説明しましょう。
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【時や条件を表す副詞節】とは何か。
この例文で
「If it rains tomorrow,」
の部分に注目してください。このカタマリを見てもらうと分かりますが、
「もし明日雨が降ったら」
という意味でこのカタマリの中には「it rains」という『主語+動詞』が入っていますね。
前回解説したようにカタマリの中に「主語+動詞」が入っているものを『節』といいました。
次にこのカタマリがどんな役割をしているかを見てみましょう。
この「もしも明日雨が降ったら」という内容は、残りの節 「私たちはピクニックに行きません」のどの部分にかかっているのかということを考えます。
「もしも明日雨が降ったら」→「行きません」
となるのが分かりますか?
つまり、この節は「動詞」にかかっていることになり、「動詞・形容詞・副詞」を修飾するのは『副詞』の働きということになるので、
「If it rains tomorrow,」
の部分は副詞の働きをする節で「副詞節」ということになります。
さらに、ここで使われている接続詞は「if」です。これは「もし〜なら」という「条件」を表しています。
その結果、この「If it rains tomorrow,」という部分は『条件を表す副詞節』ということになります。
しつこいようですが、ここでもう一度今回の重要なルールを思い出してみましょう。
【時や条件を表す副詞節では未来の内容でも現在形で書く】
このうち「時や条件を表す副詞節」ということの意味が理解できたでしょうか?
そこまでの内容が理解できたらあとは簡単です。
こういう場合にはたとえ未来の内容でも現在形で書く
ということです。
なので後ろに「tomorrow」があってバリバリの未来の話なのに「will rain」とはしないで「rains」となっているのです。
ちょっとここまでの話を簡単にまとめてみます。
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【時や条件を表す副詞節のまとめ】
【時や条件を表す副詞節では未来の内容でも現在形で書く】
If it rains tomorrow, we won't go on a picnic.
(もし明日雨が降ったら)(私たちはピクニックに行きません)
*「If it rains tomorrow,」→ 主語+動詞のカタマリ → 節
*「If」は「もし〜なら」という『条件』を表している
*「もし明日雨が降ったら」→ 「行かない」を修飾している
→ 動詞を修飾 → 副詞
↓
つまり、「If it rains tomorrow,」は条件を表す副詞節
↓
その場合は「未来の内容でも現在形で書く」
↓
「will rain」ではなく「rains」とする。
(主語がitなので三人称単数のs をつける)
↓
ちなみにもう一方のカタマリ(主節という)は未来形になることにも注意。
となります。
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ふ〜、やっと一段落しました。
すごく面倒な感じがしたと思います。お疲れさまです。
慣れてしまえばサッとやりすごせるのですが、最初は言葉の
意味が分からないと進まないのでこんなにまどろっこしくなって
しまったんです。
この例文では「条件」を表す副詞節でしたが、時を表す場合も
よく出されます。
それを例文を使ってみてみましょう。
ここからはコンパクトにまとめていきます。
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1 When it stops raining, we will leave home.
(雨がやんだときに私たちは家を出発するつもりです)
When it stops raining, / we will leave home.
(雨がやんだとき)
*「When it stops raining,」→ 主語+動詞 → 節
*「When」→ 「〜のとき」→ 時を表す接続詞
*「雨がやんだとき」→「出発する」→ 動詞を修飾 → 副詞
↓
つまり、「When it stops raining,」は時を表す副詞節
↓
その場合は「未来の内容でも現在形で書く」
↓
「will stop」ではなく「stops」とする。
(主語がitなので三人称単数のs をつける)
↓
ちなみにもう一方のカタマリ(主節という)は未来形になることにも注意。
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2 As soon as my father comes home, I will go shopping.
(私の父が帰宅したら私は買い物に行くつもりです)
As soon as my father comes home, / I will go shopping.
(私の父が帰宅したらすぐに)
*「As soon as my father comes home,」→ 主語+動詞のカタマリ
→ 節
*「As soon as」は「〜するとすぐに」という『時』を表している
*「私の父が帰宅したらすぐに」→ 「行く」を修飾している
→ 動詞を修飾 → 副詞
↓
つまり、「As soon as my father comes home,」は時を表す副詞節
↓
その場合は「未来の内容でも現在形で書く」
↓
「will come」ではなく「comes」とする。
(主語がmy fahterなので三人称単数のs をつける)
↓
ちなみにもう一方のカタマリ(主節という)は未来形になることにも注意。
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どうでしょうか、少しは理解の手助けになりましたか?
この内容は高校入試でも出題されますが、大学入試でもときどき基本的な内容として出されます。ここで分かってしまえばあとが楽ですね。
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